ぼくのいもうと C.Yuri -2-

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Yuri side









たまご雑炊も無事食べ終えて、


今度は薬。









薬は、ぼくたち双子揃って苦手だから


ちゃんと飲んでくれるか心配。







…ってことで、ぼくが飲ませまーす。←









侑李｢はい、くすり｣



｢そんなのに頼らなくても治る｣



侑李｢そう言って小学生の頃風こじらせてたのだーれだ｣



｢……｣









苦くなさそうなやつ、選んだんだけど



やっぱり薬って、苦いよね。









ほっぺが火照ってすこしピンク色のA。



そんな弱ってる子に飲ませたくなんかないんだけど、


治らなかったら心配だし。









侑李｢じゃあ、口あけて?


入れてあげるから。

そしたらすぐに水飲んでね｣



｢後で飲むから、｣



侑李｢だめ、

ぼくがちゃんと飲ませてあげる。


お兄ちゃんに任せなさい｣



｢2分だけの｣



侑李｢それでも一応お兄ちゃんじゃん?

はい、あーんして｣









渋々開けてくれた口は小さくて、




そんなに拒んでも入れちゃうよ、ぼく。←









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