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茉莉花side
会場について、Aの車椅子を押す。
周りはキャーキャー言ってて、Aは羨ましそうに見ては俯いていた。
連れてきて元気出してもらおうと思ったんだけど…間違ってたかな…とか思ったり
受付を済ませ、まだ時間があるからAと人の目が気にならない端の方に移動して待ってたらなんかのどが渇いて…
「A私、のどが渇いたから飲み物買ってくるけど、なにかいる?」
A「じゃあ、ホットココア!」
「りょーかい!わかったよー!」
A「ここにいていいの?」
「うん!なるべく早く戻るね!」
そう言ってAを置いて飲み物を買いに来た。
無事に購入して、さっきの場所に戻ると、3人の人に囲まれてるA
急いで駆け寄ってる間にAの前にいる女の口から聞こえた言葉。それは。
璃杏「こんな身体の彼女とか可哀想。」
は?ちょっと待って?
A「…っ」
璃杏「身の程知らず。さっさと別れなよ。あんたなんか相応しくない。分かってんでしょ?自分でも。」
Aはもうその事で散々悩んだってこと、健人から聞いた。ホントになんなの?あの女。ムカついていたら早くなる呼吸が聞こえて、すぐにAだとわかった。
A「ハァッハアッ…っ」
過呼吸だ…健人から事故があってから不安なこととかあると考えすぎて過呼吸起こすようになったから気をつけて欲しいって、メンバーと私には話してくれていた。
「A!?!?」
すぐさま駆け寄って抱きしめて安心させる。
頭と背中を撫でて、1人じゃないよ。大丈夫だよって伝える。
A「まり、か。」
「大丈夫。落ち着いて。」
コートが濡れてる感じがして、Aを泣かせた3人の女が私は許せなかった。
「ちょっと。誰?あなた達」
璃杏「あんたこそ誰?」
「Aの事を本当の妹のように可愛がってるAの友達ですけど?」
結「ふふっ、よくこんな人といれるね?」
「は?」
萌歌「この裏切り者とよくいれるねって」
何言ってんの。コイツら。
「裏切り者とか言うならもう近づかなきゃいいじゃん?放っておいてくれない?」
璃杏「うっざ。とりあえずもう会うつもりもないし、こんな車椅子の女と。」
結「捨てられないようにね〜!そんな身体で」
萌歌「あははっ!」
笑って去ってくクソ女ども。
ホントにイライラしかし無くて。
Aを安心させるようにまたぎゅっと抱きしめた。
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ボニータ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます!お疲れ様でした。次は健人くん×メイクさんが見たいです! (2018年9月30日 23時) (レス) id: 72f470d224 (このIDを非表示/違反報告)
子猫(プロフ) - 風磨くん×年下彼女がいいです!! (2018年9月30日 22時) (レス) id: 8b4fae9aa5 (このIDを非表示/違反報告)
優希那(プロフ) - 風磨くん年下彼女が見たいです!! (2018年9月30日 22時) (レス) id: f10fd4eccd (このIDを非表示/違反報告)
H(プロフ) - 更新お疲れ様でした!健人くん×メイクさんが見たいです! (2018年9月30日 22時) (レス) id: 9434ce42c9 (このIDを非表示/違反報告)
Chihiro.K☆*。(プロフ) - こんにちは! 「Lucky girl」、楽しかったです♪ 次回作は、風磨くん×年下彼女がいいです! (2018年9月30日 21時) (レス) id: 42bd8471a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:na_chu | 作成日時:2018年8月11日 17時