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第十三話 ページ14

怖い。



嫌だ。


私を置いてかないで。

小五郎……




神様お願い。

助けて。


小五郎を、助けてください…!






―――そして、手術は終わり、中から先生が出てきた。


貴「小五郎は!?」


先「桂さんは、今は眠っていますがもうすぐ目を覚まされると思いますよ」


高「じゃあ、手術は…」


先「危機一髪で成功しましたよ。よほどあなたたちの元に帰りたかったんでしょう」


先生はにっこりと笑い、それじゃあまたあとでと去っていった。



会いたい。

早く小五郎に会いたい。


私は、病室まで駆け出した。




貴「小五郎っ!」

桂「A!」




よかった…


小五郎、ちゃんとここにいる…




貴「…っ、小五郎……」

安心感で、また涙が止まらなくなる

桂「泣かないで。」

貴「だ、だって…」


目の前に、ちゃんといるんだって実感しちゃって…

その事実が嬉しくて。

桂「そうだ、A…」

貴「なに?」

桂「私が退院したら、もう一度あの草原に行きませんか?今度は、晋作たちも一緒に。」

貴「…うん!行く行く!!」

きっと、すっごく楽しい日になるだろうな…♪

桂「あ、そうだ。A」

貴「何…きゃっ」


名前を呼ばれると同時に、ぎゅっと抱き締められた。

小五郎の腕の温もり。

心地よくて、身を委ねる。


桂「ただいま」


短い四文字の言葉。

私たちにとっては、大切な言葉。


貴「おかえり」


私はその言葉と共に、彼の体を抱き締め返した。

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舞櫻(プロフ) - うん (2014年9月23日 15時) (レス) id: 71545ee84f (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 舞櫻さん» いいネタありがとうございます!検討します! (2014年9月23日 15時) (レス) id: 01597f9681 (このIDを非表示/違反報告)
舞櫻(プロフ) - 桂さんVS沖田さん 主人公争奪戦 (2014年9月23日 15時) (レス) id: 71545ee84f (このIDを非表示/違反報告)
みち姉(プロフ) - コメント、プレッシャーに感じてしまったらごめんなさいm(_ _)m私も次作は長いこと休戦状態でいろいろな事情で更新が滞るのもよくわかります^_^ゆっきーさんのペースで楽しんでいきましょー(^-^)/ (2014年9月7日 13時) (レス) id: 270d147e31 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - みち姉さん» ありがとうございます!更新停滞してしまいすいません(>_<)頑張ります! (2014年9月7日 10時) (レス) id: 01597f9681 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきー | 作者ホームページ:http://ulog.u.nosv.org/user/lucky0210  
作成日時:2014年7月24日 23時

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