〜3話〜 ページ5
真冬が来てから、ずっとMIXの事を教えて貰ってる。
こうやって、たまに真冬が暇な時に勉強付き合ってくれる。
正直、すごい助かってる。
真冬のおかげでMIXが上手くなってるし。
A「真冬…私、うらたさんに近づけてるかな?」
まふ「うんっ!この間Jouerの話になったんだよ!」
A「…え!?!?」
私が…話になった??
うらたさんの、口からJouerの話があったの?
A「その話もっと聞かせて!」
まふ「うらたさんがね、この頃ハマってる歌い手さんが居るって言っててそれがJouerだったの!」
A「え、嬉しすぎる…ッ」
うらたさんにハマって貰ってる、それだけで嬉しい。
頑張ってきたかいがある。
感極まってたら、真冬の携帯が鳴った。
まふ「あ、うらたさん?今ですか…?う〜ん」
A(…うらたさん!?)
今まで、そらるさんとかの電話はあった。
うらたさんは初めてだった。
聞きたい…でも迷惑になる…でも聞きたい…。
まふ「実は今、幼馴染の家に居まして…はい、少し聞いてみますね!」
聞く…?
ん?
何を?
まふ「今からゲーム実況取らないとなんだけど、ここで撮ってもいい??メンバーは、そらまふうらさかなんだけど…。」
A「…はい!?!?」
うらたさんが…来るの!?
無理無理無理!
絶対無理!!
まふ「あ、うらたさん?良いって!!!」
A「ちょ、真冬!!」
ニヤニヤしながら「勝手に」承諾しだす真冬を止めようとするも、電話越しに聞こえるのは坂田さんであろう声の喜ぶ声。
これは…断りにくい…。
取り敢えず私は電話してる真冬をガン無視して部屋を片付ける。
A(取り敢えず…来てる間は防音室に篭ろ…)
うらたさんが来るまであと、1時間…。
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作者名:メロン | 作成日時:2019年11月9日 22時