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淳太さんの自宅に着いて部屋に通されると、ソファに全体重をかけるように沈み込んでしまった私。
寝室で寝床の準備をしてもらっている間、これも用意してくれていた部屋着に着替える。
メンズなのでもちろん大きいが、女の子にも人気のブランドで肌触りがめっちゃいい…
「ハァ……」
「ゆりちゃん、しんどかったやろ。
ベッドで寝ーや。」
「え、あの、いいんですか」
「決まってるやろ。
ていうか俺、今日社泊になりそうやし…」
これから会社に戻って仕事をこなすらしい淳太さんは、げっそり、という表情を見せたが、わたしへの気遣いだったのかは、ついぞわからなかった。
「今井様がいれば、そっちが良かったやろうけどな。」
「そんな…ありがとうございます。」
淳太さんが支え起こしてくれて、ようやっとという感じで布団にくるまる。
身近な匂いがしてホッとした。
布団を鼻のあたりまで引き上げて、こちらを見つめる瞳に視線を返す。
「…あの…今日は、すみませんでした」
淳太さんがベッドのヘリに腰をかけて、布団を上からぽんぽんと整えてくれる。
なんか…ここまで無条件に淳太さんに優しくしてもらったの、初めてな気がする。
怪我の功名ってやつかもしれない。
「あのさ。
＿＿藤井流星って、ゆりちゃん…」
流星のこと。
週刊誌にマークされてるってことは、一般人のわたしが迂闊に近づくべきじゃない…
だけど、本人のうそのない気持ちを知っている。
わたしはそれに、答えたかったのだ。
「わたし、いろいろ考えちゃって、頭の中こんがらがってて…。
どうするのが、みんなにとって一番良い選択なんだろうって。
自分が、それを選べるのか、自信がなくて……」
小瀧さんのキャリアのために
流星の今後のために
自分のことで精一杯だったわたしが、初めてそんなことを考えた。
「…俺はよう知らんけど、
ゆりちゃん、自分の気持ち優先して行動することは、悪いことやないんやで。」
その声が優しくて、布団の上に置かれた手から直に響いてくるようだった。
「むしろ、最初は気持ちにしたがって行動することしかでけへんやん。
それでも、周りに迷惑かけてしまったら…って思ってしまうなら、
そんなときはな…」
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Lucio(プロフ) - かみやまつしま♪さん» キュンキュンしていただけてましたでしょうか！甘いお話を書くのが苦手なので良かったです；；；嬉しいお声ありがとうございます、最後までどうぞお付き合いください！ (2019年8月12日 22時) (
レス) id: 5adc9338ef (このIDを非表示/違反報告)
かみやまつしま♪(プロフ) - 大丈夫です！ありがとうございます！キュンキュン、最近はちょっとハラハラしながら楽しませてもらってます！自分の知らないお仕事の裏側も見えて、すごいなって思っています！ (2019年8月11日 15時) (レス) id: 1532c3336c (このIDを非表示/違反報告)
Lucio(プロフ) - かみやまつしま♪さん» いつもお読みいただきありがとうございます！！名前変換ができてなくて、大変しつれいしました；；；修正しましたので、どうぞ変換しておたのしみください！教えていただいてありがとうございました！！！なにか不具合があればいつでもいおっしゃってください；；； (2019年8月10日 12時) (レス) id: 5adc9338ef (このIDを非表示/違反報告)
かみやまつしま♪(プロフ) - 移行おめでとうございます！いつも楽しく読ませていただいてます！名前の変換ができないのですが、どうしたらいいでしょうか？ (2019年8月10日 12時) (レス) id: 1532c3336c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lucio | 作成日時：2019年8月9日 23時
