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小瀧さんがほわほわと幸せそうな顔をしているのを見ていたら、いつまでも怒ってるのがそれこそ馬鹿らしくなってくる。
もういっか。
大好きな人と、離れずに済むんだから。
「まさかゆりさんがそんな勘違いしとったなんて。
言葉足らずで、すんませんでした。」
「もう、いいですよ。
わたしこそ、こんなことならもっと早く伝えてればよかった。」
小瀧さんが告白してくれてから、随分待たせてしまったように思う。
「でも…その勘違いのお陰で、めっちゃ嬉しい言葉きけたし。」
にんまりと笑う小瀧さんは、いつかの、いたずらを思いついた男の子みたいな顔だ。
「ゆりさん、上海についてきてくれることまで、考えてくれはったんですね。」
「……！！」
わたし、勢いでなんてことを口走ったのだろう。
付き合う前からそんなこと考えるなんて重たすぎる…！
「だって！小瀧さんが渋ってるから…！」
「好きって言うてくれたし、ゆりさんの熱い想いまで聞けたし…」
「熱い想いって言うのヤメて！！」
「あぁ〜〜今日ほんま幸せや〜〜〜」
完全に緩みきった顔で、横並びにベンチに腰掛けているわたしの方へ倒れこむようにして、ぎゅうぎゅう抱きついてくる大男。
子犬みたいだって思ってたけど、やっぱりそんな訳はなく、立派な男のひと。
「小瀧さん、くるしい…」
「…それ、もうヤメや。」
「？」
「望、やろ」
＿＿＿ねえ、望。
あなたの、夢みるような瞳がだいすき。
あなたの憧れを叶えることができたこと、誇りに思う。
「の、望…」
「やっ…た！！」
観念してその名を呼ぶと、さらに腕の力が強まった。
「あ〜、�陲舛磴鵑肇轡隋璽海気鵑冒瓩菠鷙陲擦福�」
「え！なに、何で！」
「ふたり、ゆりさんのことで相談に乗ってくれてん。」
「…ほんと、愛されてるな…」
「なに？あいしてる？」
「ふふっ…バカ。」
いつか
夢を語った瞬間から、
こころの奥でずっと くすぶっていたもの。
いまカタチとなっていく。
「上海でも、しっかりやってよね」
「ゆりさんも、プロジェクト入ったら絶対俺の仕事受けてください。」
一緒に見た夢を、何度でも実現してみせよう。
そんな夢を、これからいくつもつくって、
いくつも叶えよう。
ふたりで。
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Lucio(プロフ) - かみやまつしま♪さん» キュンキュンしていただけてましたでしょうか！甘いお話を書くのが苦手なので良かったです；；；嬉しいお声ありがとうございます、最後までどうぞお付き合いください！ (2019年8月12日 22時) (
レス) id: 5adc9338ef (このIDを非表示/違反報告)
かみやまつしま♪(プロフ) - 大丈夫です！ありがとうございます！キュンキュン、最近はちょっとハラハラしながら楽しませてもらってます！自分の知らないお仕事の裏側も見えて、すごいなって思っています！ (2019年8月11日 15時) (レス) id: 1532c3336c (このIDを非表示/違反報告)
Lucio(プロフ) - かみやまつしま♪さん» いつもお読みいただきありがとうございます！！名前変換ができてなくて、大変しつれいしました；；；修正しましたので、どうぞ変換しておたのしみください！教えていただいてありがとうございました！！！なにか不具合があればいつでもいおっしゃってください；；； (2019年8月10日 12時) (レス) id: 5adc9338ef (このIDを非表示/違反報告)
かみやまつしま♪(プロフ) - 移行おめでとうございます！いつも楽しく読ませていただいてます！名前の変換ができないのですが、どうしたらいいでしょうか？ (2019年8月10日 12時) (レス) id: 1532c3336c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lucio | 作成日時：2019年8月9日 23時
