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「もう＿＿会わん方がええってこと？」
「…流星だって、仕事が大事でしょ？」
「ワーカホリックのゆりほどやないで。」
「そんなことない。
流星は、モデルの仕事に信念持ってるじゃない。
いつだってかっこよくて、みんなを惹きつけて…」
「……これから振るやつのこと、そんな褒めんとってや」
流星が核心をつく。
伏し目がちになったまつ毛が、流星の顔に影を落としている。
自嘲的な笑みを浮べる口元は、少しゆがんでいるようだった。
お願い流星。
そんな顔で笑わないで。
「褒めるよ。褒めちぎるよ！
前に、流星がわたしにそうしてくれたじゃない…」
＿＿“ゆりも自分で自分のこと褒めろ！”
流星が初めてJワークスを訪れた時。
自分を卑下していたわたしに、気づかせてくれた。
＿＿“意味のない仕事なんてないんやなって”
あのとき、折れかけていた心がもう一度奮い立ったの。
自分の時間を切り売りして働いて、
自分ならまぁこんなもんかなって感じの毎日だった。
思い描いていた将来と違ってることにも諦めたふりをして、わたしはそれなりだって言いつつ、どこか物足りない思いでいた。
「流星みたいにキラキラした人が、学生の頃のわたしを見つけてくれていたってこと、
あのころの自分に教えてあげたい…」
そしていま、もう一度出会ったわたしたち。
きっと意味があるんだと、そう確信している。
「…俺は、ゆりの運命の人やなかってんな」
「流星は＿＿＿わたしの光だ。
これからもずっと、大切な人だよ。」
流星がわたしを見る。
その瞳がきらきらしていて、目を離せない。
「わたしを見つけてくれて、ありがとう。
好きって言ってくれてありがとう。」
涙があふれそうになるのを、どうにか堪える。
こんなにも、胸がくるしい。
「わたしに、自信を取り戻させてくれて、
＿＿ありがとう…」
また流星が笑う。
今度は自嘲的な笑みではなく、
はちみつがしたたるような、あの笑顔で。
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Lucio(プロフ) - かみやまつしま♪さん» キュンキュンしていただけてましたでしょうか！甘いお話を書くのが苦手なので良かったです；；；嬉しいお声ありがとうございます、最後までどうぞお付き合いください！ (2019年8月12日 22時) (
レス) id: 5adc9338ef (このIDを非表示/違反報告)
かみやまつしま♪(プロフ) - 大丈夫です！ありがとうございます！キュンキュン、最近はちょっとハラハラしながら楽しませてもらってます！自分の知らないお仕事の裏側も見えて、すごいなって思っています！ (2019年8月11日 15時) (レス) id: 1532c3336c (このIDを非表示/違反報告)
Lucio(プロフ) - かみやまつしま♪さん» いつもお読みいただきありがとうございます！！名前変換ができてなくて、大変しつれいしました；；；修正しましたので、どうぞ変換しておたのしみください！教えていただいてありがとうございました！！！なにか不具合があればいつでもいおっしゃってください；；； (2019年8月10日 12時) (レス) id: 5adc9338ef (このIDを非表示/違反報告)
かみやまつしま♪(プロフ) - 移行おめでとうございます！いつも楽しく読ませていただいてます！名前の変換ができないのですが、どうしたらいいでしょうか？ (2019年8月10日 12時) (レス) id: 1532c3336c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lucio | 作成日時：2019年8月9日 23時
