トリップしたんだけど【黒尾鉄朗】 (ページ5)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:2,917 hit

４話ページ5

・

矢巾に連れられて来たものはいいんだけど・・・

めっちゃ部員に警戒されとるやんけ。

しかも、ギャラリー多すぎ

何あれ、まさか及川のファン？？

目が腐りすぎじゃね？←

『一ノ瀬Aです、体験だけなので今日だけ宜しくお願いします』

及「はい、じゃあ宜しくね～」

うわぁ、声が好きじゃない←

仕事に向かおうとすると、ギャラリーから悲鳴が聴こえてキーンと耳が鳴った。

『うるっさ！』

矢「おぉ、真顔な感情的」

『矢巾っち、今日は一日顔面に気を付けて生活して』←

矢「えっ」

脅しなのかそうじゃないのかわからない言葉を吐き捨ててからスポドリが入ってる籠を持って蛇口場まで行く。

スポドリ作って、タオルとか渡せばいいか。ノートにも何か書かなきゃいけないんだったっけ

・・・なんか、スポドリ作るの楽しい。

そんな感じで作り続けてたら簡単に終わったので籠を持ち上げて体育館へ戻る。皆がまだ練習してたので、終わるまでタオルを畳んでおく。

多分、部員が不思議そうにこっちを見てくる理由は私が騒がないからだろう

きっと今まで黄色い声の応援とか迷惑なほど聞こえてたんだろうなぁ～ (遠い目)

及「休憩～！」

休憩が入った所で２つのスポドリの籠を持っていって床に置く

『濃い方が右で、薄い方が左です。好きな方をどうぞ』

全「「！」」

岩「分けて作られてんのか？」

『好みの味知らなかったんで』

花「松さんや、これは気が効くマネさんでしてね」

松「嬉しいでしてね」

矢「お前、面倒くさがり屋なのかと思った」←

『とっととお飲み、矢巾っち ((黒笑』

矢「ウィッス・・・(汗)」

及「あれ、って事は、及川さんのファンじゃない・・・！？」

今更かよ←

気付くの遅すぎない？？

え、及川こんなんで大丈夫なの？？

『今まで気付かなかったんですか？馬鹿にも程がある』

全「「ぶふぉっｗｗｗｗ」」

及「馬鹿じゃない！俺、先輩！！」

『自分が先輩って喚く余裕があるならギャラリーで騒いでる奴ら黙らせてくれません？キャーキャー阿呆みたいに煩い』

及「Aちゃん、大人しいと思ってたら辛辣！！」

花「おっもしろｗｗｗｗ」

岩「矢巾、いい奴勧誘してきたな」

矢「でしょう！？」

おい、まだ入部してねぇよ