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ユメ1 ページ3
Aside
今日は10月31日。俗に言うハロウィン。
「お菓子を集めに町を回って来ていいわよ。」
お母さんにそう言われ、テンション爆上がりで幼馴染の親友と家から家へ回りまくった。
でも追い返されたりして飽きて来た私達は、他のことをしようと話し合った。
結局、幼い冒険心から彼女と町を探検した。
普段は行かないような場所まで、貰ったお菓子を口で溶かしながら、さっきのおばさん酷かったねー、とお喋りしながら。
特別面白そうなものも見つからず、日が暮れかけているというのに、取り憑かれたように彷徨い続け、町外れに見つけたその洋館。
無数の墓に囲まれた、巨大な館。
見つけてはいけないものを見つけたその時から、歯車は少しずつずれていたのだろう。
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作者名:蟻巣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/cjs146406/
作成日時:2019年10月31日 23時