関ジュ日誌〜9〜

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(今江side)





点滴をされて病院のベッドで寝てるのなんてちょっとドラマみたい。




藤原｢げほげほっ…｣

真鳥｢だいぶ悪化してたんやな。今江ありがと｣

今江｢んーん、俺が心配で離れられなかっただけやから｣

藤原｢げほっ…水、飲みたい…｣





ちょっとだけ体を起こして水を飲ませると、またクタッとベッドに横になる。





真鳥｢熱も高いんやなぁ｣

藤原｢まとくん、久しぶり…｣

真鳥｢久しぶり(笑)しんどいやろ｣

藤原｢ちょっと、な…｣





弱音なんか吐かない丈のちょっとしんどいはきっと結構しんどいんやと思う。





真鳥｢寝れるうちに寝な？｣

藤原｢ん。今江も、寝かせて？｣

真鳥｢ふふ、まかせとき｣

今江｢え？俺？｣





まとくんに背中をさすられながら眠りについた丈。






真鳥｢今江も寝な？｣

今江｢俺、大丈夫やで？｣

真鳥｢まぁまぁ｣






まとくんに背中を押されて簡易ベッドに寝かせられると無意識に気を張っていたみたいで気づいたら眠ってた。

起きたのはやっぱり丈が咳き込んでる声。

今まで気張ってたから敏感になってるんかな？





今江｢大丈夫？｣

真鳥｢あ、今江おはよ｣

藤原｢けほけほっ、ごめ、けほっけほっ｣

今江｢全然大丈夫やけど、咳相変わらずやな｣

藤原｢げっほげほっ！はぁ…もう、いやや…げほっ｣





まとくんに背中をさすられてる丈の目にはうっすら涙が浮かんでる。

咳止め切れたのかもってことでナースコールを押すとすぐに看護師さんが来てくれて咳止めを追加してくれた。





藤原｢あー…つかれた…｣

今江｢やろうなぁ…｣






たまたま仕事がなかったからゆっくり休むことが出来て…まぁ１週間入院してたんやけど…

まだ少し咳が残ってるものの熱も下がったし重症にはならなくてよかったわぁ。





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かおるん様リクエストありがとうございました！

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