関ジュ日誌〜5〜

今江【貧血･腹痛】 ページ46

(今江side)






腹痛い…

頭の中それしかないでほんま…






― ピンポーン ―






今日はすえと淳弥がマラソンお疲れ様会してやるとか言って家に来る日。

鍵開けなきゃと思って、体を丸めながら玄関に向かった。





末澤｢よっ！｣

朝田｢大地のとこ行くって言ったら丈くんもついてきた｣

藤原｢おじゃましまーす！｣






自分の家のかのようにリビングに入っていった３人を追ってリビングに戻る。

リビングのドアを開けようと手を伸ばしたら一足先に反対側から開けられたドア。





末澤｢腹痛い？｣

今江｢え？｣

末澤｢いや、来た時から腹に手あててるし…｣

今江｢あー、うん…せやねん。ごめん｣

末澤｢なんで謝るん？(笑)｣

今江｢せっかくいろいろ買ってきてくれたんやろ？｣




手に持ってた買い物袋からいろいろ出して冷蔵庫にしまってる２人が見える。





末澤｢ええねんええねん(笑)いつでもできるし。立ってるのしんどいやろ？ソファー行こ？｣





言われるがままにソファーに座って、丸くなる。

ほんっとに痛い…






朝田｢あれ、どうした？腹痛い？｣

末澤｢だってさ｣

藤原｢湯たんぽ作る？あるのか知らんけど｣

末澤｢その方いいかも｣

今江｢ごめん、トイレ…｣






トイレに行くと案の定下してて…最悪…。

しばらく篭ってて、でも治る気配なんて全くないからあったかい部屋に戻る。






朝田｢下してんの？｣

今江｢うん…｣

朝田｢気持ち悪いとかは？｣

今江｢それはない…かな｣

藤原｢ほら、湯たんぽ｣

今江｢さんきゅ…｣






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