関ジュ日誌〜5〜

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(今江side)





今江｢おいてかないで、大丈夫｣




先に扉に手をかけた途端に不安そうな顔でそう言ってくる大橋。

最近、なんかおかしい。

楽屋に来たと思ったらボーッとしてる。

だけど、なんていうか…常に気張ってる感じ？

ボーッとしてるのに、周りを気にしてるっていうか…

たぶんみんな気づいてる。




.





収録が終わって楽屋に戻る。

またボーッとしてる大橋に声をかけに行くスエ。






末澤｢おおはし？｣

大橋｢(ビクッ)…なぁに？｣






後ろから話しかけたらビクって体を揺らす。

おかしいやん。





真鳥｢なんかあった？｣

大橋｢なんも、、、ない、、、｣






何もないって言うのに、震えている体。






真鳥｢大丈夫やで…だいじょーぶ｣

大橋｢……こわ、い…｣






震えてる体をまとくんが抱きしめてあげると、静かに泣き出してしまった。

何抱えてるん？







真鳥｢なに怖いことあった？話せる？｣

大橋｢……こわい、の…ひと…いつも…っ｣






文章にならず、単語を言うので精一杯な様子。

人がこわい？いつも？






大橋｢かえっ、、り…あしおと…っ…うしろに…｣






もしかして、、、

ストーカー？？

みんな表情を曇らせたところをみると、たぶん分かったんやな。






真鳥｢そっかそっか、怖かったな。話してくれてありがとう｣

大橋｢…っ……っ…｣

真鳥｢俺らが守ったるから、大丈夫｣






その日から誰かが必ず一緒に帰るようにしている。

最初のうちは帰り道ビクビクしてたし、家に帰ってからもずっとくっついてたけど、だんだん落ち着いてきた。

１ヶ月もすれば気配はなくなったっていうけど、それでも１人で帰すのは俺らも怖いから家まで送り届けるようにしてる。




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いちご様リクエストありがとうございました！
リチャ古謝朝田、出番なくてすみません(^-^;



みなさんのおかげでなんと、パート5まで来ました！
わたしが一番驚いてます(笑)
これからもどうぞよろしくお願いします。

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