関ジュ日誌

大吾【喘息】1 ページ41

(康二side)





ケホッケホッ




さっきから聞こえる咳。

その発信者は…




康二「大吾大丈夫か？風邪？」

大吾「ケホッちゃう。ほこり？ここ最近咳出るねん。それとも舞台で喉やられたんかな？」

康二「明日休演日なんやしゆっくりしぃや？」

大吾「おん」





咳止まるんかな？とか思いながら舞台の開演時間を待つ。




ブーーーーー




大吾「ようこそ、松竹座へ！〜〜」



舞台が始まった。

舞台中はさっきのが嘘みたいに全く咳してへんくて、あれ？治った？なんて思ったほど。




大吾「ありがとう〜！」

流星「また会いましょー！」

康二「楽しかったでー！！！」




公演が無事に終了。




流星「大ちゃんっ！！！！！」

大吾「ケホッケホッ！ゲホッﾊｧｯゲホッゲホッ！！」




声のする方を見ると、大吾を泣きそうな顔で支えてる流星と、咳が邪魔してちゃんと呼吸できてないだいがおった。




康二「大吾！？」

大吾「ケホッケホッケホッはぁっ…ｯ……」

康二「え！ちょ！大吾！！！」



流星に支えられつつ自力で立っていたけど、ついに膝がカクッと折れてその場に倒れ込んでしまう。



康二「流星、大丈夫やから。な？誰か、救急車！」

龍太「どないしたん？」

康二「大吾倒れた！たぶん咳しすぎて息できんくなったんやと思う」

古謝「呼んだで！サイレン消してもらった！」

康二「ありがと！」




少しして救急車が到着して、酸素マスクをつけられた大吾が運ばれてった。




付き添いでおれも乗り込む。




救急隊「たぶん喘息の発作だと思うんですけど、西畑さんは喘息持ちですか？」

康二「いえ…聞いたことないです…咳し始めたのもここ最近で…」

救急隊「ありがとうございます。もう呼吸も落ち着いてますし心配ないですよ。」

康二「よかった…」




次の日、目を覚ましたから検査をすると喘息やった。




大吾「心配かけてごめんなぁ」

康二「ほんまやで。流星なんて泣きそうやったんやから」




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短くてすみません(Ｔ＿Ｔ)

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