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「…隣、いいですか?」



少し怖かった。


でも断る方が怖かったから、隣にどうぞと合図を出した。




ユウも暴れず僕の隣に座った。





「すいません…突然」


首を横に振った。



「俺、大貴って言います。あなたの名前教えていただけませんか?」


僕は戸惑った。

いつもは紙を持っているのに、持ってない。


どうしよう。

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作者名:まるきつね | 作成日時:2018年11月11日 0時

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