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俺は、中学生の頃を思い出した。
『あんた、どこ行ってたのよ』
母親がいつも親父に問い詰めていた。
親父は、酒とパチンコ、お金のトラブルが絶えなかった。
『うるせえな!関係ないだろ!!』
俺はこれが嫌いだった。
俺の耳が痛い。
だから、家には帰らなかった。
そんな生活が続いたある日。
親父は、金絡みで暴力事件を起こし、捕まった。
相手を意識不明の重体にして、その後回復したが後遺症が残った。
俺らは当時住んでた街にはいられなくなり、引っ越して、相手の慰謝料を払うため母親は夜まで働いた。
俺は転校した先でどっからかふいてきた噂に振り回されて、居場所をなくしていた。
心の底から生きる気力をなくした。
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作者名:まるきつね | 作成日時:2018年11月11日 0時