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もしかしたらあの子に会えるかもしれない


そう思って海岸に行ったのに、あの子はいなかった。

昨日と同じ時間。




大丈夫かな…





俺は怖くて、2時間待った後店に行った。





「あー、昨日のお客さん。どうしたんですか?まだ開店前で…」


「…あの、昨日倒れた人大丈夫ですか?」

店主は目を丸くした。

でもすぐにこやかになり、「大丈夫ですよ」
と言った。



「そんな心配してくれた人初めてですよ…あ、丁度良いところにー。」


すると、奥から出てきたのはちょっと寝ぼけぎみのあの子だった。

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作者名:まるきつね | 作成日時:2018年9月1日 0時

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