今日:2 hit、昨日:14 hit、合計:2,542 hit
小｜中｜大
eight ページ9
・
ビシッ＿＿＿＿＿
私は中也にデコピンをした。
「なんだよっ。」
『そんな暗くなんないでよ莫迦。私は大丈夫。任務頑張って、生きて帰ってきてね。』
そう、生きて帰ってきて。
私、強くなって中也を安心させる人間になって待ってるから、死なないで、私をおいてはいかないで。
「．．．そう簡単に死んでやるかよ。まあ、ありがとな。
帰ってきたら、一緒に飲み明かそうぜ。」
『うん、待ってるね。』
嗚呼、泣きそうだ。
うまく笑えているだろうか。
もしかしたら、今日で中也と一緒に居られるのが最後かもしれない。
駄目、そんなこと思ったら、駄目。中也は強いもん。
でも、やっぱり、中也がいない日々が来るのは怖いな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くじら | 作成日時：2020年5月18日 0時
