嘘つきなあなた -大切な物を守るため- (ページ44)

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勇征side

勇征「全然、また何かあったらいつでも頼れよ」

目の前でフリーズするA

あ、やば可愛い

勇征「おーい、おい！！」

A『あ、はい！』

最近の俺はAを意識してしまっている

メンバーにこんな思い無かったはずなのに

きっとあのドライブのせいだ

さっきの作文の時もかなたが…

かなた「ママはね、お花が好きだよ！」

黎弥「Aが花！？」

颯太「いやいや失礼すぎる反応ですよ笑」

かなた「金木犀？の匂いが好きって言ってた！」

金木犀…

確か前にはエビコロって言っていたような

かなた「後は…カメラも好きだよ！」

慧人「Aさん、カメラなんて持ってましたっけ？」

颯太「いや、そたカメラの話をしても食いつかなかったよ？」

かなた「遊びに行く時に絶対写真を撮ってくれるの！」

Aはかなたを守るためにちゃんと母親なんだ

だから、アンチも絶対傷付いているはずなのに何事もないように振舞っている

なんだろうこの気持ち

Aを1番近くで支えてあげたい

楽しい時も泣いている時も隣にいたい

きっとこの感情は…

『恋だ』