嘘つきなあなた -大切な物を守るため- (ページ36)

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～会議室にて～

マネ「写真集決まったから」

A『本当ですか！？』

最近ドラマやバラエティなど有難い事に活躍の幅を広げたことにより初の写真集が決まった

マネ「良かったなぁ笑でだな、これをインスタライブで発表してほしい」

A『インスタ……ライブ……、私1人でですか！？』

マネ「それはAに任せるよ、でも勇征も新しい恋愛ドラマ決まったから全員でやった方がいいかな？」

A『そうですね…笑』

勇征も俳優として大活躍だなぁ

もっと見習って私も早く追いつかなきゃ

勇征が恋愛ドラマ…

なんだろうこの気持ち

.

～シェアハウスにて～

A『ってな訳でインスタライブを皆でやらない？』

大樹「最近やってなかったし、いいんじゃない？笑」

黎弥「でも、かなたはどうするの？」

A『かなたを寝かしつけた後にでもやろうかな』

世界「了解、じゃあ21時頃開始ってことで宜しく～」

.

あれから特に勇征との進展はなく

微妙な距離感で保たれてて

それに最近の勇征は疲れから来るのか元気がない

A『勇征！』

勇征「ん？どうした？」

A『最近疲れてるみたいだけど大丈夫？』

勇征「そうだなぁ、焼肉連れてってくれたら元気出るかも笑」

A『え、笑』

勇征「冗談だよ冗談、女に奢ってもらうなんてダサいっしょ笑笑」

A『良かった元気で笑』

勇征「あ、そんなに心配して俺の事好きなの？笑」

A『もー、話にならないからいい笑』

勇征「ごめんって笑」

なんでだろう

今までは気付かなかったけど

勇征の顔がほんの少しだけ赤くなっていたのは