嘘つきなあなた -大切な物を守るため- (ページ34)

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ﾁｭｯ…… おやすみ...

…………………

私は夢を見た

誰かが私にキスをして「おやすみ」と呟いた

ふかふかの布団に包み込まれ幸せそうに眠る

…………………

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ!! ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ!!!!

かなたを学校へ見送る為に朝は早く準備をする

メンバーのみんなはまだ寝ているようだ

A『うぅ…、こりゃ飲みすぎた』

朝から二日酔いが襲ってくる

運がいいことに今日は仕事がオフの日だ

かなたを見送ったら二度寝しよう

かなたと一緒にご飯を食べて

かなた「いってきまーす！！」

A『行ってらっしゃい！気をつけてね～』

我が子を見送る、これが私の日常

.

それにしても昨日の夢がなんだか現実味があったような

酔ってて覚えていないだけなのかな

とてもリアルだった

「「おはよー」」

メンバーのみんなが起き始めリビングに集合する

コーヒーだけで済ませるメンバーや

しっかり朝から肉を食べるメンバー

意外とシェアハウスって楽しいんだなぁ

.

A『なに？勇征』

さっきから勇征の視線が気になる

勇征「いや？何も」

え、なんか隠してる？

そんなに見ること今まで無かったのに

逆に意識してしまう