嘘つきなあなた -大切な物を守るため- (ページ25)

今日:30 hit、昨日:46 hit、合計:32,006 hit

24 ページ25

暫くして私達は何故か社長室へ呼ばれた

そわそわするメンバーを前に社長が口を開く

社長「今Fantasticsとして知名度は上がってきている大事な時期だ」

社長「と言うわけで、更にグループの絆を深めて欲しくて暫くの間共同生活を送ってほしい」

いきなりの発表だった

世界「え、それってメンバー全員と住むってことですか？」

社長「そうだ」

大樹「俺らはまだしも…Aもですか？」

社長「当たり前だろ、メンバーなんだから」

え…ちょっと待って、

共同生活はまだ理解が出来たがかなたはどうなるの

A『あ、あの！暫くってどのくらいの期間ですか？』

社長「そうだな…とりあえず半年！」

颯太「荷物はどうすれば…」

社長「早速だがこの後マネージャーの車で住む家に行ってもらうからその後各自荷物を持って集まりな」

メンバーに言うなら今しかない

半年もかなたに会えないのは流石に耐えきれない

社長「俺からの話は以上だから後は解散でいいよ」

『「失礼しました」』

.

慧人「共同生活とか急すぎてビックリしましたね笑」

黎弥「Aいるから裸でウロウロ出来ねーな笑」

A『本当にそうゆうところだよ、男子！
でも、料理は澤さんのご飯食べれるってことだよね？』

澤夏「Aの為だったらいくらでも作りますよ～」

会議室を出てガヤガヤしながらマネージャーの待つ車へ移動する

そんな中こっそり大樹くんが心配してくれた

大樹「半年間共同生活とか大丈夫？」

A『今日、皆には話そうと思います』

大樹「共同生活ルール決める時でもいいから時間作ろうか？」

A『ありがとうございます…笑
そっちの方が話しやすいので助かります！』

大樹「おけ！俺に任せて！笑」

.

今まで隠してきた私の大切なものを皆に話す時が来た

共同生活をする家に着くまで私は緊張してよく覚えていない

マネージャー「よし！着いたよ～」

そこには豪邸なのかと思うほど綺麗な大きい家が建っていた

勇征「おぉー！！すげー！」

颯太「こんなんお城ですやん！笑」

メンバーみんな大興奮

世界「とりあえず１回入ってみるか！」

中へはいると大きなリビングに部屋がメンバー分揃っており本当の共同生活用の家だった

マネージャー「ま、こんな感じだから部屋割りとか色々決めて各自荷物取りに一旦帰ろうか」

『「はーい！」』