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梶裕貴を知ってからというものの、Aはまた見たいまた見たいと兄がいる間ずっと言っていた。
兄の書いた梶裕貴のキャラクター。
真似するA。
田舎暮らしにとってその繰り返し。
一年後。
『お兄ちゃん、いつ帰ってくるの…?』
兄「…すぐに帰るよ!」
『ほんと…に?』
兄「うん、本当に。
だからA。
ばあちゃん大切にしてやってくれるか?」
『うん、約束する』
兄「あ、そうだ…。お兄ちゃんのお願い聞いてくれる?」
『なぁに?』
兄「俺が帰ってきたらさ、一緒に梶裕貴さん、会いに行こう」
『会えるの?』
兄「いつも『会いたい会いたい〜』って思えば会えるよ!」
『本当?会いたい!』
兄「よ〜し…約束しような!」
『うん!』
それ以降空港まで送りに行く。
兄「じゃあ、行ってきます」
祖母「無理はするんじゃないよ」
兄「わかってるよ、ばあちゃん
A。元気でいるんだよ」
『うん!お兄ちゃんも元気いっぱいじゃないとダメだよ!』
兄「Aに負けないくらい元気でいるよ笑」
『むぅ、Aも負けない!』
兄「…行ってくるね」
祖母とAは兄を見送った。
『早く帰ってくるといいなぁ』
祖母「はは、すぐ帰るよ いい子で待ってようね」
『うん!
お兄ちゃ〜ん!!いってらっしゃ〜〜い!!』
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カナリア - 続き待ってます (2018年8月27日 15時) (レス) id: 30bbe2ba04 (このIDを非表示/違反報告)
朱理 - 面白いです!!続き待ってます♪ (2018年8月13日 22時) (レス) id: 73dcae6f85 (このIDを非表示/違反報告)
miume - 続きを待っています!頑張って下さい♪ (2018年5月21日 11時) (レス) id: 3d68d48b33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜 | 作成日時:2018年1月24日 20時