27 過去(+作者から) ページ32
梶「Aじゃないと俺やっていけないよ?」
『裕貴さん、前と変わりましたね…
前は優しい優しいで止まってましたけど、怒ったら怖い梶裕貴さんですね』
梶「え…!?」
裕貴さんは「いやっ、それは!」と慌てて誤解を解こうとしていた。
その姿をみて、クスリと笑うと裕貴さんは不思議そうにして、またニッコリと私に向かって笑顔をくれた。
『怖かったのは本当ですけど、裕貴さんが想って言ってくれた言葉だと思うので、そんなにショックは受けてないですよ?』
梶「ごめん…俺ほんと、怒るのとか全然無いから…加減できてなかったよね…」
『大丈夫ですって…少し昔を思い出しただけなので』
梶「…え? A…昔って…」
『下行きませんか?おばあちゃんの所。』
梶「あ…うん、行こっか」
その後何も話さずに一階に降りておばあちゃんの元へ向かった。
裕貴さんはまだ何も知らないっぽいし
きっとおばあちゃんも話してなかったんだと思う。
ドアを開けるとおばあちゃんが待っていたようにお茶を飲んでいた。
『おばあちゃん…』
梶「お待たせしました……」
祖母「やっときたね…早速だけど、2人とも、そこ座んなさい」
『うん』
梶「はい」
祖母「あんたの過去を知りたいんだと、裕貴君は」
『私の…』
そりゃあ、気になるよね…
でも、、裕貴さんは気になるだけで過去を聞くような人じゃない。
本当に私との為に聞こうとしてるんだ。
祖母「…Aは酷い両親の元に産まれてしまった子なんだ……
母親の再婚相手との子供でね
兄は再婚相手の子供で、兄妹になった。
兄は両親がどんな奴らなのか知っていたからAを守ろうと世話をしてきた。
両親はAが産まれてから1度もAを世話しようともしていなかったからね
Aが泣けば怒鳴りつけ、傷を付けた…。
そんな中必死になって兄はAを守り続けたんだ…」
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月夜です
お気付きでしょうけど…なんと…お星様がつきました…
おかげで毎日50くらいページ開いてもらってます…
評価やお気に入りもだんだんと…
ありがとうございます…
嬉しすぎてなんと言ったらいいのかわかりませんが、まだまだだと思うので、頑張っていけたらなと思います。
仕事とこの小説と…どちらも頑張っていきます。
これからもどうぞよろしくお願いします
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カナリア - 続き待ってます (2018年8月27日 15時) (レス) id: 30bbe2ba04 (このIDを非表示/違反報告)
朱理 - 面白いです!!続き待ってます♪ (2018年8月13日 22時) (レス) id: 73dcae6f85 (このIDを非表示/違反報告)
miume - 続きを待っています!頑張って下さい♪ (2018年5月21日 11時) (レス) id: 3d68d48b33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜 | 作成日時:2018年1月24日 20時