貴方に捧げる人生【梶裕貴】 (ページ22)

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18 報告すべき時ページ22

(注意:マネージャーさん出てきますがすべて想像ですので違うところあります。それでもよろしい方は是非読んでみてください。)

梶side

午前5時

梶「それじゃ、行ってくるからね」

言っていた通り朝からの仕事は移動もあるから家を出る。やー早い。(注意:話の流れ上早くしてるだけです。)

まだ寝てるであろうAに一言声をかけてから鍵をしめた。

まず事務所によってマネージャーと話す予定。

しっかり言わないと。

着いてマネージャーと二人になる。

マネ「いきなりどうしました？話って｣

梶「伝えたいことがあるんです」

マネ「うん」

ここから俺の人生が変わる気がした。

Aのために俺が変わる。

梶｢俺……僕の家で今女の子と一緒に住んでるんです」

マネ｢……？女の子…？」

梶｢もし誰かに見られたら面倒くさい事もあるのは分かってます。彼女の話、聞いてもらえますか…？」

マネ｢うん、聞かせて欲しい」

街でAに会ったこと

両親がいなくて１人だってこと

俺がAと一緒にいたいこと

その他にも沢山Aがいる理由を話した。

マネ｢とりあえずわかりましたけど。まだ何かあるんでしょう？」

梶｢ひとりごとでこの話をして皆さんに知ってもらいたい」

マネ｢ジサツ行為になるぞ。それでもいいって言うのか｣

真剣な時のマネージャーがそこにいた。

俺のために良くしてくれる。

彼を困らせるかもしれない。

でも、これは譲れない。

梶｢覚悟はできてます。俺がどんな目に会うのか、ファンが減る事もあると思う。｣

マネ｢そんなに犠牲にして話したい意味は｣

梶｢彼女の為で俺の為でもある。俺が勝手に引き取って守るって言った。自分の言葉に嘘つきたくない｣

マネ｢ファンから幻滅されても構わない。手紙だとかイベントだTwitterだと言われるかもしれない。仕事が減る可能性もある。それでも良いのか｣

そんなの、良くないに決まってる。

ファンも大切な宝物。仕事も俺の好きなこと。

でもAがいる。

もう、覚悟は出来てる。

話した後は俺と世間との戦いだ。

梶｢仕事が減るならある仕事に真剣に取り組む。ファンが減るなら今までよりもっと沢山みんなの前で俺の良さを表現する｣

マネ｢……わかった。梶を信じるからな」

世間との戦いの始まりだ

まってて、A。

梶｢ありがとうございます…｣