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13 会えなくなる時まで ページ17

梶Side



明日はやっと面接の日。


Aもう既に緊張してるみたいだ。






『んん〜…変なこと聞かれないといいなぁ…』


梶「そう言えば、Aってバイト経験あるの?」


『ありますよ!以前はおもちゃ屋さんでバイトしてたんです!』


梶「それなら、子供から大人まで接客したことあるんだね」


『はい!』


梶「それたぶん強いと思うよ、カフェは子供連れのお母さんとかも来るからね」


『ですよね、裕貴さんも行ったりしますか…?』


梶「うん、たまにだけど」





今はカフェに行かなくても家に帰ればAもいるし、行く必要なくなってきたかなぁ…





『じゃあ裕貴さんが来たらもっと頑張れますねっ』


梶「……っ…そ、そうだね。慣れてきた頃に行こうかな」






あー、可愛い…。


ほんといい子だ…。





『私もう少し考えてますね』





Aは防音室に入って行く。


俺も台本読みとかしないと







だいぶ時間が過ぎ、いつもの夕飯を作る時間になっていた。


Aはよく時計を気にして生活リズムを崩さないようにしていたが、部屋から出てこない。






梶「……A?」






ドアを少し開けて声をかける。


部屋中は真っ暗で端の方にAが座っていた。





梶「寝てる…。」





座りながら寝るってすごいな。


とりあえず起こさないようにその場で横にする。


ブランケットを持ってきてAにそっと掛け部屋をあとにした。






梶「よし、飯作ろう」




冷蔵庫を開けてびっくり。


以前の一人暮らしの時よりちゃんと食生活充実してる感じがする。


Aって一人だった時ちゃんとご飯食べてたのかな。


家族と離れてから時間はあったはずだ


実はAからご両親のことよく聞いてない。


まだ俺が踏み込むことじゃないと思う。


ただ、その時が来たらしっかり話聞かないと。

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設定タグ:梶裕貴 , 声優   
作品ジャンル:恋愛
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カナリア - 続き待ってます (2018年8月27日 15時) (レス) id: 30bbe2ba04 (このIDを非表示/違反報告)
朱理 - 面白いです!!続き待ってます♪ (2018年8月13日 22時) (レス) id: 73dcae6f85 (このIDを非表示/違反報告)
miume - 続きを待っています!頑張って下さい♪ (2018年5月21日 11時) (レス) id: 3d68d48b33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月夜 | 作成日時:2018年1月24日 20時

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