2 名前を ページ2
梶side__
彼女はAA。
彼女が俺の家に来て2日が経った。
助けたあの日から俺の家で過ごしている。
家事を殆どやってくれて助かるけど、正直やり過ぎかな。
俺も30過ぎた身だし、年下にそんなにやって貰うとな。。
梶「A、今日はゆっくりしてていいよ?」
朝ごはんを二人で作ってる時にふとそう言った。
当の本人は今にも『何故?』と聞いてきそうな顔をしている。
『嫌です!!』
梶「…へ?」
拒否されたー。え?なに?今どきの女子高生ってみんなこうなの?
『梶さんは私の命の恩人ですよ?やらない訳がありません!!』
そういうもんかなー。
梶「あ、そう言えば俺のこと名前で呼んでよ」
『はい…?えっ?あ、いや、あのっ、えぇっ!?』
梶「やっぱ、難しいかな」
『もうここ数年梶さんを知ってからずっとこの呼び方で…みんな梶くんとかゆうたんとかって呼んでるけどっ…私は…その……』
そう。
彼女は現役のオタクと呼べる女の子。
アニメ、声優が大好きらしい。
この前も俺がやってきたキャラクターのグッズの一部を見て感動してた。
泣きながら。
梶「今変えてみるのはどう?きっかけだと思ってよ」
『うっ…きっかけ、ですか……裕貴、さん…?』
梶「ふふ、うん。なに?」
その時新婚だなって思ってしまった。
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カナリア - 続き待ってます (2018年8月27日 15時) (レス) id: 30bbe2ba04 (このIDを非表示/違反報告)
朱理 - 面白いです!!続き待ってます♪ (2018年8月13日 22時) (レス) id: 73dcae6f85 (このIDを非表示/違反報告)
miume - 続きを待っています!頑張って下さい♪ (2018年5月21日 11時) (レス) id: 3d68d48b33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜 | 作成日時:2018年1月24日 20時