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連絡すると言って電話してから
アプリの日記帳で
彼女のことをたくさん
知ってしまった
多分、仕事は
コールセンター的な所で
ちょっと偉い人をしている
お父さんはすでに亡くなっていて
秋の入口9月29日が命日だ
お母さんは明るくて優しい人で
地方で妹さん家族と住んでいる
誕生日は7月4日
1991年生まれ、俺の5個下
アメリカの独立記念日だから
みんなが覚えてくれると
書いてあった
スジョンって人は
中学からの同級生で
週一くらいのペースで会っている
最近、入ってきた
新入社員に告白されたけど
子供っぽくて断った
恋はずいぶん長いこと
してないと書いてあった
一番、内容が好きで
何度も読んだのは
2022年クリスマスの日記
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1人のクリスマス。
でもケーキが美味しくて
料理も美味しくできて
ワインも美味しいから満足。
好きな映画を観ながら
ゆっくり時間を過ごすのも
悪くないかも。
でも来年は素敵な人と
一緒だといいな。
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失礼なことはわかっていても
もっと彼女のことを知りたいと
そう思っている自分がいて
ベッドの中で毎日読んだ
会ったら
正直に言おう
そう決めて
連絡してから1ヶ月後
やっとできたオフに
電話を掛けた
A『はい』
「おはようございます」
A『おはようございます』
「今日なら時間ができそうで」
A『あ･･･』
「忙しいですか？」
A『母に会いに地方に来ていて』
「あー、束草」
A『え？』
「あ、いえ。なんでもないです」
A『帰りは夜になるかと』
「どこですか」
A『束草です』
「行きます。暇なんで」
A『え？』
「ソウルに戻りますよね？」
A『そうですけど･･･』
「着いたら連絡します」
ちょっと強引だったかな
でも、会いたくて仕方ない
日記通りの人なら
100%惚れる
いや、もう惚れてるのかも
どう落とすかは
会ってから考えよ
さてと、行くか。
鼻歌でも歌いながら
車のキーを手に
駐車場に向かい
好きな洋楽の曲を掛けて
車を発進させた
約2時間のドライブ
帰りは隣に彼女がいると思うと
鼻歌は止まらなかった
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作者名：さるるん
| 作成日時：2024年3月8日 13時
