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ひと通り俺が色々聞くと
今度はAからの質問攻め。
A「芸能人って大変？」
「どんな仕事も大変でしょ」
A「楽しいって言ってたもんね」
「うん。楽しい」
A「プライベートなさそう」
「そんなことないよ」
A「そうかな･･･さっきも
つけられてたんじゃないの？」
「バレてたか」
バレてたのに
遠のいてはないな
良かった
時間を確認すると
もう22時を過ぎていて
本当はもっといたいけど
帰ることにした
「帰るね」
A「うん」
「また連絡する」
A「うん。待ってる」
「次は遠出しよ」
A「平日も3日前までに申請すれば
休めるから、早めに連絡してね」
「OK(*´ ˘ `*)」
A「じゃあ、お気をつけて」
カードがないと
エレベーターが動かないからと
駐車場まで送ってくれたA
何者かは教えてくれなかったけど
今日は凄く幸せな気分だ
いや、今日はと言うより
Aに会った日は
いつも幸せなんだけどね
で、ルンルンでマンションに帰ると
待ち構えていたマネヒョン
MG「おかえり」
「うん。ただいま」
MG「どこに行ってたんだ？」
「ちょっと」
MG「･･････」
誤魔化そうとしていることが
バレているのはわかってる
でも、それでも
誤魔化したかった
それなのに
マネヒョンのポケットから
出てきたのは
数枚の写真で
俺とAが写っていた
MG「付き合ってんの？」
「いいえ」
MG「好きなのか」
「はい」
MG「付き合う前で良かった」
「よくない」
MG「もう会うな」
「ヤダ」
MG「ドンヘッ!!」
「ヤダッッ!!」
MG「ヤダじゃない!!」
「見つからないようにするから」
MG「見つかったじゃん」
「頼むよ〜。ね？ね？」
MG「･･････相手、誰？」
「一般人」
MG「傷つけることになるぞ」
「ならないようにする!!ね？」
MG「･･････次はないぞ」
「うんっ♪♪ありがと」
本当は心臓バクバクだった。
マネヒョンが言った
「傷つけることになる」
この言葉に、俺は緊張していた
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作者名：さるるん
| 作成日時：2024年3月8日 13時
