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Aの家に着いて
駐車場に車を止めると
運転席のドアが勝手に開いた
驚いて確認すると
そこにはAがいて
涙を流していた
「なんで泣く？」
A「泣いてません」
「は？」
A「とにかく、どうぞ」
怒っている様子のAは
ずんずんと進み家の中に
入っていった
後を追って家に入ると
ソファに座るよう促されて
Aはキッチンにいた
なんかのハーブティーの香りが
鼻先を掠めると
マグカップを持って
隣に立っているAが
そのまま俺の隣に座った
A「カモミールティーです」
「どうも」
手渡しで渡されたマグカップ
1口飲むとテーブルに置いた
すると、その俺の手を
両手で握りしめたA
「やっぱ泣いてんじゃん」
A「ヒョクチェさん、
心配したんですよ。凄く、すごーく」
「なんで？」
A「電話があって」
「ああ･･･」
A「もう大丈夫ですか？
苦しくないですか？」
「･･････離してくれる？」
A「あ･･･ごめんなさい」
すげぇ色々考えてたのに
この人の力はすげぇな
何考えてたかも忘れた
でも、思い出した。
「あのさ」
A「はい」
「帰っていい？」
A「え？」
「忘れてるみたいだけど
俺、あんたのこと好きなんだよね。
でもって振られてるじゃん？
まあ、俺も忘れて来ちゃったんだけど」
A「･･････」
「帰る」
立ち上がった俺の手を
Aはまた握った
A「私･･･お付き合いしたことが
ないんです。今まで一回もです。
わからないんです。どうしたらいいか」
「どうするとかじゃなくてさ、
俺の事、どう思ってんの？」
A「一日中、考えてます。
考えないようにしたいのに
ずっとヒョクチェさんのこと考えてます」
なんと？
「A」
A「はい」
「俺を見て」
Aの隣にもう一度座り
Aに俺を見るように言った
素直に俺を見て
頬をピンクにしたA
「そういうの
好きっていうんだよ」
そう言って唇を重ねた。
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さるるん(プロフ) - ユミさん» コメントありがとうございます!!共感していただいて嬉しいです。新作を準備中です。また読んでいただけると幸いです。これからもよろしくお願いします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) (2月25日 14時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - haruさん» 最後までお付き合いいただいてありがとうございました。イェソンとウォニ･･･かなり駄作になってますよ･･･お恥ずかしい(/// ^///)近いうちに古い作品を再編集する予定です。あ、あとドンヘの新作を書き始めているので、またよろしくです。 (2月25日 14時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
ユミ(プロフ) - 終わっちゃった…と残念にも思いましたが、完走お疲れさまでした。自分自身を受け入れるのが一番難しい…そう感じます。とても共感しながら読ませていただきました。以前からの作品も楽しく，読ませていただいています。また、素敵なお話しをお待ちしています。 (2月25日 14時) (レス) @page42 id: 237b55f86d (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 終わってしまった〜。何だかあっという間でした。ドンヘ以外のお話は殆ど興味がなかったのに、イェソンさんとヌナが気になりだして、さるるんさんのお話から、探して、読み始めています(*^^*) (2月25日 13時) (レス) @page42 id: 66c88d09ed (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - haruさん» コメントありがとうございます!!非常に嬉しいです♪♪毎日更新を心掛けていますが、なかなか上手くいかず･･･。お待たせすることも多々あるかと思いますが、これからもよろしくお願いします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) (2月22日 0時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2024年1月29日 0時
