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その日は朝から憂鬱で
ベッドから出るのも嫌だった
水を飲もうと
冷蔵庫まで行き
ペットボトルの水を取り出し
蓋を開けたものの
ボトルごと床に落とした
ペットボトルの口から
広がる水を見ていて
思考が止まった
自分の脳なのに
まるで他人事のように
その脳が動きを止めたことを
受け流している自分がいて
それがすごく気持ち悪くて
とにかく誰かに助けを
求めなければと
防衛本能が働いた
「もしもし」
A『ヒョクチェさん』
「A」
A『どうしました？
声が･･･今どこですか？』
「･･･変･･･なんだ」
A『宿舎ですか？
他に誰かいますか？』
「･･････A」
A『今から行きます。
ヒョクチェさん、玄関わかりますか？』
「･･･うん」
A『玄関で待ってて下さい』
「･･･わかった」
玄関で待てって。
玄関に行かなきゃ
玄関に行かないといけないのに
身体が動かなくて
そのままそこに座り込んだ
どのくらい経ったかわからない
インターホンが鳴り響いて
何回も、何回も鳴ってて
寝ていたキュヒョンが起きてきた
KH「なんなんだよ･･･」
ブツブツ言いながら
玄関に行ったキュヒョン
ドアが開く音がしてすぐ
俺の隣にはAがいて
縋るように抱きついた
A「ヒョクチェさん」
「A」
A「大丈夫。全部、大丈夫」
傍にいるはずのキュヒョンは
Aに止められているのか
何も言わなくて
A「キュヒョンさん」
KH「はい」
A「ヒョクチェさんの
お部屋に案内してもらえますか？」
KH「ああ」
夢でも見ている感覚だった
その光景を第三者として
見ているような
そんな感覚
俺なのに
俺のことなのに
A「ヒョクチェさん」
「･･･はい」
ベッドに座らせられた俺の前に
床に座っているA
真っ直ぐ俺を見ていて
その目は涙目だった
A「電話くれてありがとう」
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さるるん(プロフ) - ユミさん» コメントありがとうございます!!共感していただいて嬉しいです。新作を準備中です。また読んでいただけると幸いです。これからもよろしくお願いします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) (2月25日 14時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - haruさん» 最後までお付き合いいただいてありがとうございました。イェソンとウォニ･･･かなり駄作になってますよ･･･お恥ずかしい(/// ^///)近いうちに古い作品を再編集する予定です。あ、あとドンヘの新作を書き始めているので、またよろしくです。 (2月25日 14時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
ユミ(プロフ) - 終わっちゃった…と残念にも思いましたが、完走お疲れさまでした。自分自身を受け入れるのが一番難しい…そう感じます。とても共感しながら読ませていただきました。以前からの作品も楽しく，読ませていただいています。また、素敵なお話しをお待ちしています。 (2月25日 14時) (レス) @page42 id: 237b55f86d (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 終わってしまった〜。何だかあっという間でした。ドンヘ以外のお話は殆ど興味がなかったのに、イェソンさんとヌナが気になりだして、さるるんさんのお話から、探して、読み始めています(*^^*) (2月25日 13時) (レス) @page42 id: 66c88d09ed (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - haruさん» コメントありがとうございます!!非常に嬉しいです♪♪毎日更新を心掛けていますが、なかなか上手くいかず･･･。お待たせすることも多々あるかと思いますが、これからもよろしくお願いします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) (2月22日 0時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2024年1月29日 0時
