story 56 ページ13
一緒に住むためには
まず家が必要だよな
家を用意するには金がいる
当たり前のことだけど
そんな当たり前のことを
何一つやってこなかったから
まったくもってわからん
ってことで、ミヌヒョン。
MW「ごめんごめん、遅くなった」
「大丈夫です」
MW「で、なに？相談って」
「宿舎を出るんですけど、何から始めたらいいか」
MW「事務所はOKなん？」
「それは後回しです」
MW「片棒を担がせるなよな〜」
「いいじゃーーん」
MW「そうだな、
とりあえず知り合いの不動産屋紹介してやる」
「あざす！」
ここからはトントン拍子で
話は進んでいった
ように見えた
でも現実は
部屋を選ぶのに時間がかかり
家具にもこだわり過ぎて
時間がかかった
その間にメンバーにバレて
マネヒョンにもバレた
MG「誰がいいと言った？」
「誰にもダメとは言われてない」
RM「屁理屈を言うな」
「正論だもんね」
MG「･･････はぁ」
緊急ミーティングと言って
呼び出されたのに
ため息と共に
マネヒョンは出て行き
ナムジュニヒョンも後を追って
俺は1人残された
なかなか上手くいかないもんだな
世の中のみんなが
当たり前にやってることが
全然上手くいかない
仕事柄仕方のないことだと
わかってはいても
納得できるかというと
時と場合による。
今は、受け入れられない。
どうしても彼女と暮らしたい。
帰ればそこに彼女がいるか、
彼女が必ず帰って来ると言う安心感を
なんとしても得たい
でないと俺たちはダメになるから。
この機会を逃すわけにはいかない。
いずれみんな宿舎は出るんだ
そのきっかけを俺が作っただけ。
そうは思ってもらえないかな。
こんな状態を続けていちゃダメなんだよ。
一人残された会議室を後に
帰ろうと重い腰を上げると
ちょうどマネヒョンが戻って来た。
MG「百歩譲って宿舎を出るのは許可する」
「まじで！？」
MG「でも、一緒はダメだ」
「それじゃ意味ないじゃん！」
MG「そのくらい慎重に動かないとダメだ。
お前が宿舎を出るとか引っ越すって話は
もう噂になりかけてるんだぞ」
「は？まだ決まってもないのに？」
MG「サセンを甘く見るな」
俺は言葉を失うしかなかった。
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さるるん(プロフ) - KARINさん» コメントありがとうございます!!励みになります!!別れたりくっついたりグズグズになってしまって･･･汗。次は爽やかなstoryでと思いますが、これがなかなかですね･･･。アフターストーリーですね。検討します!!また次回作もよろしくお願いします!! (2023年4月11日 20時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
KARIN(プロフ) - こんばんは！この度は完結おめでとうございます！2度目の別れの際はどうなるのかと思いましたが、最後は二人とも幸せになってくれたので良かったですいつかお時間があるときにアフターストーリなども書いてくださるとうれしいです次の新作も楽しみにしています (2023年4月11日 19時) (レス) @page37 id: a87d96d4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2023年1月29日 13時
