その彼女が、俺の彼女です -JK-

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記者会見当日










マネヒョンに連れられて
やってきた事務所











黒いスーツに白いシャツ
ノーネクタイ











事務所から記者会見の前に
ただ謝れと言われた











世間を騒がせたことに対して
頭をさげればいいと











「質問には？」

MG「答えなくていい」

「は？」

MG「答えるな。
そもそも質問は受け付けないから」

「原稿読んで頭下げるだけ？」

MG「うん」

「せめて俺の言葉で話す」

MG「余計なこと言わない？」

「言わない。彼女にも止められてるし」

MG「あ、そう」











会見会場のホテル










こんな入口あるんだーって所から入ると
映画で観たことある
SPみたいな人に囲まれて
なんか･･･犯罪者みたいだった










会場に入ると
すんげーフラッシュの数で
立ちくらみがした











司会の事務所の人が挨拶すると
頭下げて着席
室長とマネヒョンがなんか色々話して
記者から質問受けてた











まるで夢の中にいるみたいな
変な感覚で頭がクラクラしていた











MG「最後に本人から」

「この度はペンの皆様、
関係者の皆様にご迷惑、ご心配をおかけし
大変申し訳ございませんでした」










深深と頭を下げると
その瞬間をおさめようと
シャッターを切る音が
沢山鳴っていた











なんか･･･。











すげぇ嫌だ･･･。











MG「行くぞ」

「ヒョン、ごめん」

MG「は？」



「騒がせたことは申し訳ございません！
ただ、俺がストーカーしていると言われている
その彼女が、俺の彼女です。
お兄さんに誤解されてしまいましたが
俺は俺なりに彼女を大切に想っています！」










記者からの質問が飛ぶ中
マネヒョンに無理矢理
会場から連れ出されて
そのまま、そのホテルの一室に
また軟禁された。











MG「復帰する気ある？」

「ある」

MG「どこが？」

「･･････ごめんなさい」

MG「お前さ、考えが甘すぎるんだよ」

「そうかもだけど･･･」

MG「お兄さんが芸能人なんだぞ。
身元なんかすぐバレて、晒し者にされるぞ」

「･････････」

MG「公表して満足なのはお前だけだ」

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