story 37 ページ37
A「声したけど誰か来た?」
「マネヒョン」
A「ふーん」
彼女の“ふーん”に違和感
なんかある
「なに?」
A「なにが?」
「もう会うなとか言われた?」
A「・・・・・・なんで?」
「言われたんだ」
A「言われてないよ」
「はいはい」
とりあえずシャワーして
スーツケースを物色
適当に服を着て
彼女がシャワーしている間に
部屋を後にした
事前に頼んでおいたタクシーが
地下駐車場で待っていて
乗り込んでから行先“事務所”を伝えた
彼女を手放す気はない
手放さずに済む方法があるなら
なんでもする
今まで付き合った人とは違う
彼女を失ったら
立ち直るのに、多分すげえ時間掛かる
「おはようございます、室長」
室「ん?お前ウロウロすんなよ」
「会うなって言ったのヒョンですか」
室「・・・・・・言ってたらなに」
「俺、彼女に会えなくなったら」
室「なんだよ」
「消えますよ」
室「たかが女1人で大騒ぎするな」
「たかが?」
室「女1人のために捨てるのか?」
「ここにはいますよ。ヒョン達いるし」
室「意味がわからん」
「ただ俺、笑えなくなる、絶対」
たかがなんて言っていい
存在じゃない
彼女がいなくなったら
笑えなくなるし
息もできなくなる
多分・・・いや、きっと
ヒョン達やペン達と
同じくらい大事だ
出会ってしまったものは仕方ない
俺は彼女を手放す気は無い
こうなったらあの人に相談だな。
事務所の車で
ホテルに送ってもらうことになったけど
運転してる人にお願いして
いつも行ってるジムに行ってもらった
ここに来れば
あの人は絶対いるはず
「いた」
?「おー、グク」
「ミヌヒョン」
こういうことは
先輩に聞くのが1番だ
MW「お前、出歩いてていいの?」
「ダメっす」
MW「なんか相談?」
「はい」
MW「場所変えるか」
「あざす」
ミヌヒョンの車で
ホテルの近くの和食レストランへ
ヒョンの手が肩に触れて
泣きそうだった
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さるるん(プロフ) - もんさん» すみません・・・気を付けます (2023年1月18日 22時) (レス) @page44 id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - 行間空きすぎて読みづらい (2023年1月17日 6時) (レス) @page9 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - ナツさん» ありがとうございます!私の勝手な願望を詰め込んでいますが、そう言って頂けて嬉しいです!年末年始も休まず更新頑張ります!!引き続きよろしくお願いしま〜す♪ (2022年12月30日 16時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 積極的で頑張るJKとても応援したくなります!幸せになれますように!続き楽しみにしてますー! (2022年12月30日 12時) (レス) @page22 id: 8d628f2aca (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - チェヨンさん» ありがとうございます!!励みになります!!頑張って毎日更新しますねー。 (2022年12月23日 19時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さるるん | 作成日時:2022年12月15日 6時