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story 63 ページ19

会社を辞めて実家のある
地方に戻って2ヶ月











社長のことは時間と共に
記憶の中から薄れていくものと思っていたのに











日々、会いたさが募る












あらためて、こんなに好きだったんだと
思い知らされた












会いたい・・・。












社長に会いたい・・・。












地元の田舎にしては大きめの書店で
事務員として働きながら
接客もやって雑用もやってと
忙しくしていても社長のことは
片時も忘れることはなかった













「ただいま」

母「おかえりなさい」
?「おかえり〜〜♪」

「え?」












何故か実家の母と副社長。













DH「久しぶり。元気だった?」

「あ、はい」

DH「お母さん、
コーヒーありがとうございました」

母「いいえ。こちらこそ
わざわざありがとうございました」

DH「じゃあ、ちょっとだけ
お嬢さんをお借りしますね」

母「あ、はい」

「え?いやいや・・・」

DH「A、行くよ?」

「ど・・・どちらへ?」

DH「いいから、いいから」












表に停めてあった副社長の車











助手席に乗せられて
車は発進











鼻歌でも歌いながら
ご機嫌な副社長の運転で




たどり着いたのは
見覚えのある建物だった












社長の別荘・・・こんなに近かったんだ。












DH「ヒョンさ、休んでるんだ」

「どこか悪いんですか?」

DH「強いて言うなら
A欠乏症ってとこかな」

「はい?」

DH「Aがいなくなってから
仕事もろくに出来なくて、
社内の批判の声が強くなってね」

「・・・・・・そんな」

DH「でも1ヶ月もすると
なんとか立ち直ってたんだ。
ただ、今度は我武者羅でさ・・・」

「・・・・・・」

DH「とうとう過労で倒れて入院して
昨日退院してここに連れて来た」

「・・・・・・そうですか」

DH「てなワケで、降りて!! ほらっ!!」

「え?あ・・・え?」










私を車から降ろすと
副社長はそのまま車を発進させて
いなくなってしまった。













私にどうしろと・・・。











でも・・・ひと目でいいから
会いたい・・・・・・。











木材とコンクリートの組み合わせが
オシャレなデザインの外観












ひときわ目立つ
赤い扉を開いて
奥へと進むと
ガラス張りの広いリビング
大きなソファの端っこに
大好きな社長が・・・いた。

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設定タグ:SuperJunior , イェソン , 兄さん   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - りんさん» 最後までご覧頂きありがとうございました!イェソンさんのパパ姿・・・見たいような見たくないような・・・ですね笑 (2022年11月2日 20時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - さるるんさんハッピーエンドありがとうございます。^^しかしながらイェソンさんのパパ姿いつか見れるでしょうか^^ (2022年11月2日 17時) (レス) @page39 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - りんさん» ネタバレになるけど・・・ハッピーエンドですよ♪兄さんにはいつも笑顔でいて欲しいので。 (2022年10月29日 14時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒロインちゃんは、また、さよならを選ぶのかな… (2022年10月27日 16時) (レス) @page33 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2022年7月25日 11時

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