story 58 ページ14
副社長の気持ちを聞いて
眠れない夜を過ごした翌日
今日は社長も一緒に
クライアントに会う日
でも、その前に
昨日目の前まで行って
回れ右した会社へ
DH「おはよ。眠れた？」
ホテルの部屋を出ると
隣の部屋に泊まっていた
副社長と偶然会って
何だかドキドキ
「おはようございます」
DH「なに照れてんの？」
「照れてませんよ」
DH「可愛いなぁ」
「やめてください」
DH「ん？なんか付いてる」
エレベーターまで歩きながら話してて
丁度エレベーター前に着いた時
私の髪の毛になにか付いてると
副社長の手が私の髪の毛へ
同時に開いたエレベーターのドア
エレベーターの中には
･･････社長。
「あっ」
DH「ん？取れたよ」
「社長、おはようございます」
DH「ん？ヒョン？」
YS「･･･おはよう。
朝から仲良しだな」
DH「まぁ昨日デートしたしね」
YS「ふーん」
エレベーターのドアが開いた瞬間だけ
目が合ったのは
あぁもう、社長の心に
私はいないんだ
そう思えた
DH「A？」
「あ、はいっ」
DH「行くよ」
「はい」
YS「遅刻すんなよー」
DH「わかってる〜」
胸が締め付けられるような
そんな痛みに襲われて
副社長にバレないように
胸の辺りを何回もトントンと叩いた
私が頑張れなかったから
仕方ない
でも、どこかで
それでもまだ想い合ってると
勝手に思ってた
でも、そうじゃなかった。
当たり前よね。
冷静に考えれば
そんな都合のいい話が
あるわけがないのよ
DH「どした？」
「いえ」
DH「なんで泣きそうなんだよ」
「泣きそうなんかじゃないです」
DH「ヒョンが冷たかったから？」
「違います」
DH「俺の事は眼中にないか？」
「･････････」
DH「部屋に篭ってな。
1人で行ってくる」
置いて行かれた。
ホテルのロビーのど真ん中
もう我慢ならなくて
足元から崩れるように座り込むと
我慢していた涙が
溢れて止められなかった
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さるるん(プロフ) - りんさん» 最後までご覧頂きありがとうございました！イェソンさんのパパ姿･･･見たいような見たくないような･･･ですね笑 (2022年11月2日 20時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - さるるんさんハッピーエンドありがとうございます。＾＾しかしながらイェソンさんのパパ姿いつか見れるでしょうか＾＾ (2022年11月2日 17時) (レス) @page39 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - りんさん» ネタバレになるけど･･･ハッピーエンドですよ♪兄さんにはいつも笑顔でいて欲しいので。 (2022年10月29日 14時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒロインちゃんは、また、さよならを選ぶのかな… (2022年10月27日 16時) (レス) @page33 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2022年7月25日 11時
