story 21 ページ22
YS「美味いか？」
「はい。美味しいです」
YS「･･･ごめんな。俺のせいで」
「社長のせいではありません」
YS「お前は可愛いよ」
「へ？」
YS「なんでもない」
可愛いって言った。
聞くの止めようと思ったけど
片想いの相手をやっぱり確かめようと思った。
私じゃなくていい。
社長に好きな人がいるなら
それで私も諦められるかもしれない。
「社長」
YS「ん？」
「好きな人がいるんですか？」
YS「なんだよ急に」
「答えたくなければいいです」
YS「いるね」
「誰とか聞いてもいいですか？」
YS「･････････」
社長は数分黙って
自分の腕時計を触ったり
目線を遠くに送ってみたりしてから
私を真っ直ぐ見た。
YS「誰か教えても辞めないって約束できる？」
「はい」
YS「会社辞めないけど、俺の秘書は辞めるとかなしだぞ」
「はい」
YS「･･･いざ言うとなると恥ずかしいもんだな」
「(*´∇｀*)ﾌﾌｯ」
YS「お前だよ。俺が好きなのはA」
次の沈黙は私の番
私だったという嬉しさと
どうしようという戸惑い
YS「返事はするな。明日の仕事に支障が出る」
「･･････好きです。ずっと前から」
YS「は？」
「私もずっと社長のこと好きです」
社長は顔を真っ赤にして俯くと
今までで一番可愛い笑顔で
「マジ嬉しい」と呟いた
ゆっくりと私の方に伸びた手
それを掴むと
社長は手の甲にキスしてくれて
その手を自分の頬に当てた
「社長」
YS「長い片想いだったから」
「いつから･･･ですか？」
YS「入社した時から」
「え？」
YS「俺の秘書になって最初の日に
俺に笑顔でよろしくお願いしますって」
「･･････(///ω///)」
YS「一目惚れだな」
そんな前からだったなんて
2人して何してたんでしょうね、私達
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さるるん(プロフ) - ayaさん» コメントありがとうございます!!イェソンさんは社長って感じがしたんですが、社長のイェソンさんを素敵だと言っていただけて嬉しいです♪♪更新がんばりますねーっ。 (2022年5月30日 0時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 社長のいぇそんさん素敵ですぎますー☺️そしていつもいいタイミングで邪魔に入ってカットする！！😁もっと素直になって歩み寄りが楽しみです！ (2022年5月29日 11時) (レス) @page7 id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2022年5月21日 20時
