story 16 ページ17
眠れなかったと言いつつ
フラフラの状態で
会議へ行った社長
その社長と入れ違いに
イ部長がやって来た
「お疲れ様です。
社長は会議に行かれましたよ」
EH「うん、知ってる」
「また、私になにか？」
EH「正解っ！」
「なんですか？」
EH「ヒョンのこと振ったの？」
「はい？」
EH「シウォンが言ってた」
「振ってません」
EH「ん？じゃあ好きなの？」
「･･･そんな恐れ多いです」
EH「俺はどお？」
「ご遠慮いたします」
EH「なんでだよ〜〜。遠慮すんなって〜」
ふざけた口調で文句を言いながら
デスクの向こう側にいた部長が
こちら側に向かってくるのがわかった
身構えようか
席を立とうか
一瞬悩んで
席を立った
EH「なんで逃げる？何もしないって」
「逃げたわけでは･･･」
EH「残念だよ」
「すみません」
EH「また口説きに来るからね」
「部長っ！！」
部長のおふざけは慣れっこだけど
今日はちょっと恐怖を感じてしまった
こんな時社長がいてくれたら
よかったのにな･･･。
まだ社長が出てから15分程度
それなのにもう、社長に会いたい
重症ね･･･
こんなんで好きな気持ち
捨てられるかな･･･。
いつかはそうしなきゃなのに。
社長がいない間に
企画チームに提出する書類があって
それを手に企画チームの部屋に向かう
企画チームに書類を渡すと
今度は1階のカフェテリアへ
？「お疲れ様です」
「え？パク秘書」
P「ご迷惑おかけしてすみません」
瞬時に頭が回転し
また社長に会えない日々に戻るのかと
声のトーンが下がった
「どうしたの？」
P「今、少しいいですか？」
「うん」
P「実は辞めたいんです」
「なんで？急だね」
P「社長についていけなくて」
「そ、そうなの？」
P「はい」
パク秘書は涙ながらに
半年社長についていて辛かったと話してくれた
話しかけても返事は”うん”か”いや”のみ。
社長から話しかけてくれることも
ほぼなくて、用事はメッセージで届いていた。
何日も誰とも話をしない日々が続いて
精神的にまいってしまったと。
パク秘書を伴って
秘書室に向かった私は
チェ室長に話の内容をお伝えし
今後のことを相談したいと言った。
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さるるん(プロフ) - ayaさん» コメントありがとうございます!!イェソンさんは社長って感じがしたんですが、社長のイェソンさんを素敵だと言っていただけて嬉しいです♪♪更新がんばりますねーっ。 (2022年5月30日 0時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 社長のいぇそんさん素敵ですぎますー☺️そしていつもいいタイミングで邪魔に入ってカットする！！😁もっと素直になって歩み寄りが楽しみです！ (2022年5月29日 11時) (レス) @page7 id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2022年5月21日 20時
