story 37 ページ37
DH「仕事、どう？」
「アメリカと変わりなく」
DH「ふーん」
「何か言いたげ」
DH「イェソンヒョンから聞いた」
「？？」
DH「Aちゃんだっけ？」
「あぁ･･･」
また余計なことを･･･。
なんて話したのかね。
DH「亡くなった彼女さ」
「･･････はい」
DH「お前のせいじゃないじゃん？」
思ったより詳しく
話を聞いたようですね。
DH「お前が罪悪感を抱く必要なくね？」
「･･････あるんです」
DH「あー、そう」
「はい」
DH「罪悪感ってさ重いよね」
「どうしたんですか？」
DH「なんかさ･･･お前可哀想」
可哀想･･･ね。
ほっとけよと思う反面
そのまま励まし続けてくれと
思ったりもする。
ヒョン達の励ましと説得を
言い訳にして
Aへの蓋をしたままの気持ちを
いつか解放できるかもしれないから。
気持ちを解放したところで
Aは受け入れないだろうけど。
DH「いつまで？」
「なにがですか？」
DH「その罪悪感」
「いつって･･･」
DH「お前さ」
「今度はなんですか？」
DH「･･････まぁ頑張れ」
ドンヘヒョンが
何を言おうとしたのか
大体の検討はつく。
でも、俺の気持ちは変わらない。
Aのことは
今でも好きだ。
でも同じくらい
彼女に対して罪悪感を抱いている。
これはどうにもならない。
どっちも選択できない。
そもそも俺に
選択権はないと思っている。
EH「おつかれちゃーん」
DH「･･････来たの？」
EH「ダメかよ」
「なんか今日は変ですね」
EH「あー、ドンヘ？
コイツ昨日、彼女と別れたの」
DH「納得いかね」
EH「大好きなのに振られて落ち込んでんの」
「ガキですか」
DH「努力しねぇお前よりマシ」
「･････････」
確かに、そうですね。
拗ねていじけてる
ドンヘヒョンの方が
俺よりずっと
人間らしいですね。
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さるるん(プロフ) - まゆまゆさん» いつもありがとうございます!!そろそろイェウォニカップルの話を書こうと思ってます。今構想中でして･･･。近いうちに公開出来ると思いますのでよろしくお願いしますね。 (2021年8月1日 23時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - お疲れさまでした。キュヒョンと同じようにヒロインちゃんもずっと悩んでたんですね。これからはお姉さんの分まで二人に幸せになって欲しいです。さるるんさんの作品に兄さんとウォニヌナが出てくるたび嬉しいです。この夫婦のファンです。これからも楽しみにしてます。 (2021年8月1日 10時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2021年2月26日 1時
