story 36 ページ36
話題は仕事のことと
Aのこと。
MH「話した？」
「うん、まぁ」
MH「どお？」
「どおって？」
MH「ときめく？」
「早く食え」
あぁときめくさ。
嫌いで別れたんじゃ
ないからね。
未練タラタラだよ。
午後からは
ミーティングがあって
ウロウロしていたら
あっという間に帰る時間になった。
鞄を置きっぱなしの
自分のデスクに戻ると
ほとんど居ないと言った
Aが隣の席に座っていた。
声をかけないのも
･･････なんだよな。
「お疲れ様」
A「お疲れ様です」
The社交辞令だけど
挨拶はした。
さ、帰ろ。
A「オッパ」
「･･･え？」
A「忘れてる」
「あ、あーありがと」
アホが･･･かっこ悪い。
鞄に集中しすぎて
スマホをデスクに置いて
帰るところだった。
スマホを受け取って
恥ずかしいまま
その場を立ち去った。
なんだろうな･･･。
このドキドキは･･･。
あの頃、Aなら彼女の分まで
愛せそうな気がしていて
今でもそれは変わらない。
取り戻せるなら
取り戻したいと
この数年何度も思った。
でもAは
俺には何の感情もないと
そう言ったんだ。
彼女のこともあるし
ハードルが高すぎる･･･。
色んなことから逃げたくて
アメリカに行ったのに
一時しのぎでしかなかったな。
帰る気にならなくて
シンドンヒョンの店に
足を向けた。
「こんばんは」
SD「おう。おつかれ」
「誰かいる？」
SD「今日はまだ誰も」
「誰か来るかな」
SD「そろそろ･･･あ、ほら来た」
DH「ちぃーーっす」
「お疲れ様です」
DH「キュヒョナ。今来たの？」
「はい」
1人じゃなくてよかった。
しかも賑やかな人でよかった。
あんまり考え込みたくない夜
いつもなら煩いドンヘヒョンが
ありがたいよ･･･。
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さるるん(プロフ) - まゆまゆさん» いつもありがとうございます!!そろそろイェウォニカップルの話を書こうと思ってます。今構想中でして･･･。近いうちに公開出来ると思いますのでよろしくお願いしますね。 (2021年8月1日 23時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - お疲れさまでした。キュヒョンと同じようにヒロインちゃんもずっと悩んでたんですね。これからはお姉さんの分まで二人に幸せになって欲しいです。さるるんさんの作品に兄さんとウォニヌナが出てくるたび嬉しいです。この夫婦のファンです。これからも楽しみにしてます。 (2021年8月1日 10時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2021年2月26日 1時
