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EH「なんだよ」
「なんでもありません」
DH「ヒョク嫌われてやんの」
EH「嫌いなの？」
「嫌いなわけでは」
EH「なんだよ、言えよーっ」
「ヒョン」
EH「なんだよ、だから」
「彼女います？」
DH「いるよ。結婚直前」
「じゃあいいです」
なにがいいんだ。
自分で自分に突っ込んだ。
彼女の話を振ったことで
話の流れがそっちに行って
俺に会いたくないと言われたことは
忘れ去られたようで
その後は楽しく食事して
ヒョンの奢りで
帰ってきた。
いつも1人でいる部屋
リビングのソファに
スーツのまま座ると
ネクタイを緩めて
天井を見上げた。
「･･････暇」
1人なんだから
当たり前なんですけどね。
なんとなく声に出したく
なったんです。
“♪♪〜”
「誰だ？こんな時間に･･･」
メッセージが届いたスマホ。
手に取るとアプリを開いた。
Aちゃんからだ･･･。
A “夜分にすみません”
「はいはい。なんでしょーか」
A “明日、お休みを頂けませんか？”
「休みね〜」
A “半休でもいいです”
「理由を言わなきゃね、理由を」
A “個人的な事情です”
「個人的な事情･･････」
“OK、休むといいよ。急ぎの仕事ないし”
A “ありがとうございます”
個人的な事情と言われると
聞き辛いし、突っ込みづらいでしょ。
特に女の子はさ。
その辺のデリカシーは
ちゃんとある上司なので。
気になるけどさ。
凄く気になるけどさ。
Aちゃんの顔を
思い出していた。
嘘がバレた時の、あの顔。
もっと優しく言えばよかったかな。
結果、問い詰める形になったよな。
Aちゃんの秘密を知ってしまって
Aちゃんとの距離は
ぐっと遠のいた。
でもさ。仕方なくね？
立場的に･･･ね。
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さるるん(プロフ) - まゆまゆさん» いつもありがとうございます!!そろそろイェウォニカップルの話を書こうと思ってます。今構想中でして･･･。近いうちに公開出来ると思いますのでよろしくお願いしますね。 (2021年8月1日 23時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - お疲れさまでした。キュヒョンと同じようにヒロインちゃんもずっと悩んでたんですね。これからはお姉さんの分まで二人に幸せになって欲しいです。さるるんさんの作品に兄さんとウォニヌナが出てくるたび嬉しいです。この夫婦のファンです。これからも楽しみにしてます。 (2021年8月1日 10時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2021年2月26日 1時
