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意図せず宿舎に2人。









残された・・・。









自室から出ることも出来ず
ベッドの上で体育座り









何も考えないように
何も考えないように・・・。









そうやって1人
頑張ってたのに
我慢出来なかった。









「ブイヒョン」

TH「お前、いたの?」

「うん」

TH「・・・なに?」

「会いたかったから」

TH「毎日会ってるじゃん」

「抱き締めたかったから」

TH「・・・・・・ジョングク」

「キスしたかったから」

TH「・・・・・・・・・」









パソコンのデスクに向かって
座っていたブイヒョン









数歩で近付くと
肘置きに体重を預けて
ブイヒョンの唇を奪った。









驚いていたヒョンが
目を閉じたのを確認すると
もう止められない。









「・・・・・・ヒョン」

TH「・・・・・・」

「俺・・・・・・ヒョンが欲しい」









元々大きな目を
更に見開いて俺を見たブイヒョン。









そのブイヒョンの手が
俺の胸に触れると
力を込めて押しのけられた。









でも俺が1歩下がると
立ち上がって抱き締めてくれた。









TH「惑わせてごめん」

「・・・・・・謝るなって」

TH「お前はだって違うじゃん」

「ヒョンも元々は違うよね」

TH「・・・そうなのかな」

「違うとかそういう問題?」

TH「俺がキスしたり告白したりしたから」

「きっかけはそうでもさ」

TH「勘違いしてるんだよ、お前は」

「勘違いでもいいよ」

TH「頼むから、忘れてくれ」

「なんで?ねぇ、なんで?」









何も言わなくなったヒョンは
俺から離れると
部屋を出て行って
そのまま宿舎も出たようだった。









1人残されて
仕方なくブイヒョンのベッドに
体を横たえた。









ヒョンの匂いがする・・・。









それだけで
あの時のキスを思い出して
身体中を熱いものが
駆け巡った。









ヒョン・・・これは
勘違いじゃないよ・・・。

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設定タグ:BTS , ジョングク , バンタン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:さるるん | 作成日時:2021年2月24日 23時

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