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ブイヒョンと
一緒に寝た翌朝
照れながら
急いで部屋を出ようとしたブイヒョン
俺は覚悟を決めた。
「みんなに話す」
TH「・・・・・・・・・あのなぁ」
下着姿にTシャツを着ながら
スウェットを手に持って
ブイヒョンは
呆れたようにダメだと言った
「なんで?」
TH「例えばさ、ジンヒョンと
ジミンがそうだったとして
それを聞いて何とも思わない?」
「( ̄-  ̄ ) ンー、今となっては何も思わん」
TH「今となってはだろ」
「そうだけど」
TH「俺は言えない」
「なんで?悪いことしてないよ?」
TH「普通じゃないことは
受け入れてもらえないもんなの」
「普通じゃない・・・ね」
TH「ジョングガ」
「ん?」
TH「大好きだよ」
「・・・・・・/////」
TH「お前がこの気持ちを
知っててくれるだけで満足だ」
ヒョンの気持ちが
スっと身体に入ってきて
心地よかった。
こうして
俺たちの秘密は始まった。
始めてはみたものの
周りから見れば
今までと同じ。
元々、ガチなんじゃないかと
ファンの間でも
噂されるほど仲良しだったから
手を繋いでいても
腕を組んでいても
肩を組んでいても
どうってことない。
ただ・・・なぜだろう。
ジミニヒョンの
俺たちを見る目が
ここのところ
変わった気がする・・・。
JM「・・・・・・説明して」
たったの1週間で・・・バレた。
夜中にブイヒョンのベッドに
潜り込んだら
その直後にジミニヒョンが
ブイヒョンの部屋に来て
ベッドの横で仁王立ち。
俺の左手はブイヒョンの
Tシャツの中
TH「・・・・・・ジミン」
JM「どういうこと?なにやってんの?」
「見ればわかるじゃん」
JM「わからないから聞いてんの」
「付き合ってんの」
TH「ジョングガ!!」
JM「・・・・・・やっぱりね」
呆れたように
ため息混じりにそう言うと
ジミニヒョンは
ベッドの端に座って
腕を組んだ。
「えーっと・・・ヒョン?」
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作者名:さるるん | 作成日時:2021年2月24日 23時