消えない想い -JK- (ページ11)

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翌朝、目が覚めると
真っ先にAに
メッセージを送った。

“おはよう”

(￣- ￣ ) ﾝｰ。

おかしいな･･･まだ寝てんのかな。

でも･･･もう9時だしな。

フリーでダンサーをしているA。

色んな仕事を掛け持ちしてるから
朝は早いはずなんだ。

もう仕事中なのかな･･･。

にしても･･･おかしいな･･･。

何かあったのかな･･･。

ブツブツ言いながら
みんながいるリビングに行くと
そこにはジミニヒョンと
ジンヒョンがいた･･･らしい。

JIN「こらっ!! ジョングガ!!」

「ん？いたの？」

JM「いたの？だって･･･ウケる」

「ごめんなさい」

JIN「足踏んでも気付かないなんて」

JM「足踏まれたの？ヒョン!!」

「ごめんなさい」

JM「マジでウケるんだけど･･･」

スマホに夢中で
全然気付かなかった･･･。

JM「なんかあった？」

「Aに連絡がつかない･･･」

JIN「まだ寝てんじゃね？」

「そんなはずないんだけどな」

JM「無視されてるとか？」

「なんで？」

JM「知らんわ。電話してみたら？」

普段は朝から電話したりしないけど
なんだか不安で電話を掛けた。

コール音がなるはずなのに
俺の耳には女の人の声が届いた。

えっと･･･。

状況の把握が出来ない。

JM「なに？貸してみ」

ジミニヒョンに奪われたスマホ。

俺は力なくその場に座り込んだ。

JM「ジンヒョン」

JIN「どうした？」

JM「使われてないって」

JIN「なにが？」

JM「Aの番号」

「どういうこと？ねぇ･･･」

無視されてはいない
そもそも届いてないんだ。

その後、ホテルに電話をしたら
今朝早くチェックアウトしたと
電話に出たホテルマンは
淡々とそう言った。