社内恋愛 BTS編 3rd

story 136 TH ページ38

Aがいなくなって
3ヶ月が過ぎた頃
後任の課長がやって来た。









Aはある程度
俺たちの意見を尊重してくれて
みんなのフォローを
していたんだと
新しい課長が来てから
みんな気がついた。









？「A先輩元気かな」








社食でいつものように
飯を食っていたら
そんな声が聞こえて
涙が込み上げた。









JM「ユンギヒョン」

YG「なに？」

JM「テテがいるのに」

YG「だからなに？」

JM「･････････」

YG「だいたい俺は最初から
キムテヒョン、お前が嫌いだ」

「あー、そうですか」

YG「大田にいた時からな」

「俺、なんかしました？」

YG「A先輩を泣かすから」

「え？」

RM「お前は今や、みんなの敵だな」

JM「A先輩がいなくなったの
テテのせいだもんね」








ああ、そうさ。









俺が浮気なんかしなけりゃ
今でも傍で笑ってたんだろーよ。









そんなのわかってるよ!!









「すいませんね」

YG「泣かすけど･･･
笑顔にするのもお前なんだよな･･･」

「･･････ヒョン」








その日から俺は
社食では飯を食わなくなった。









みんなと距離を置いた。









みんなといると
傍にAがいる気がして
たまらなくなるから。









時々、ミヨンさんに電話しては
同じ質問を毎回投げかけるけど
返ってくる答えはいつも
「教えないって」だった。









あれから
グクとも会っていない。









ジミンが会社で会うらしいけど
特に変わった様子もなく
ヘラヘラ笑ってるよと
言っていた。









Aは
1人で寂しくないかな。









どのくらい時間が経てば
許してもらえるだろう。









俺の部屋に忘れていった
ピンクゴールドのネックレスが
今は俺の腕にあるよ。









いつまでも待ってるよ。









いつか必ず
帰って来ると
俺は信じてる。

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