story 99 JK ページ1
ヌナの友達のミヨンさんは
コーヒー片手に
俺とテヒョニヒョンの想いを
否定した。
何も言い返せなかった。
大田にいる時
俺達の想いが
ヌナを追い詰めて
ヌナはソウルに逃げた。
今回もまた
俺達の･･･いや
今回は俺の想いが
ヌナを追い詰めた。
「ヒョン」
TH「んー？」
ミヨンさんの所から
送ってもらう途中。
何も言わない
テヒョニヒョンに
謝ろうと思った。
こんなことになるなんて。
「ごめん」
TH「仕方ない」
「俺は身を引くよ」
TH「もう手遅れだ」
「･･･ヒョン」
TH「もう･･･取り戻せない」
ヒョンは運転しながら
ハンドルを握り締めて
唇を噛んでいた。
俺がガキだったのかもしれない。
でもヌナを愛してるんだ。
なんとしても
手に入れたかった。
テヒョニヒョンには
渡したくなかった。
TH「Aの何を知ってる？」
「え？」
TH「俺はAの闇を知って
闇を抱えたままでいいと思った」
「俺は･･･」
TH「救えると思ったか？」
「･･････うん」
TH「そんなの思い上がりだ」
「そんなことない!!」
TH「お前も抱えてるもんがあんだろ？」
「･････････」
TH「お前のことも
Aのことも誰も救えない」
「･･････そんな」
TH「自分で這い出てこい」
「･･････ヒョン」
TH「俺は･･･ただ隣で
･･･笑ってて欲しかっただけだ」
俺の方が愛してるとばっかり･･･。
俺なら救えるとばっかり･･･。
涙を堪えてるヒョンに
この時初めて
俺は勝てないと思った。
「ごめん･･･俺･･･」
TH「もういい」
「もう会いに行かないよ」
TH「好きに会いに行けばいい」
「でも･･･」
TH「我慢できるか？」
「･･･わかんない」
TH「無理だな。俺も無理だから」
ヒョンはかっこいいよ。
俺にはそんなこと
絶対言えない。
お父さん達が
ヒョンに継がせたい
その理由も
分かった気がするよ。
せめて、邪魔にならないように
実家の会社は俺が頑張ろう。
ヒョンが安心して
ヌナの傍で働けるように。
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さるるん(プロフ) - remonedo0130さん» ありがとうございます!!途中グダグダでイライラしたでしょ？こんな駄作に大好きなんて言ってもらえてさるるんは幸せです!!次の作品も是非よろしくお願いします!! (2020年1月11日 23時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - 更新ありがとうございます(*^^*)こちらのお話、私は大好きでした。また番外編気が向けば書いてくださいね。お疲れ様でした。次のお話も楽しみに待ってます。 (2020年1月11日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - さるるん様 (2020年1月11日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年12月12日 22時
