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story 110 TH ページ12

元カノと飯でもと思い
お茶をしたカフェを後に
歩いていると
タクシーを拾おうとしている
Aを見つけて声を掛けた。









俺の隣にいる女を
目で確認したAは
今にも泣きそうな顔で
“お疲れ様”と言った。









一旦は離れてみたものの
放っておけるわけもなく。









「ごめん、飯は無理だわ」

元カノ「さっきのあの人?」

「ん?」

元カノ「好きなの?」

「好き・・・なんてもんじゃねーな」

元カノ「そっか」

「元気でな」

元カノ「うん」








元カノと別れて戻ると
さっきの場所にまだ
Aは立ち尽くしていた。









少しすると
歩き出したA。









後ろからゆっくり
ついて歩いた。









なんでこんなに
夢中になってるのか
俺にもわからない。









手に入らないから
ムキになってるだけ
そうも考えたけど
多分違うと思う。









何度も、何度も
諦めようとした。
でもその度に
もう少し、もうちょっとと
想い続けてきた。









少し歩くと
急に立ち止まったAが
その場に蹲った。









また・・・泣いてる。









あのバカ・・・。









声を掛けると
泣きながら「好きだと」言った。









録音しとけばよかったかな。









何も考えずに行動した。









Aを連れて
自分のマンションに帰ると
ドアが閉まるなり
Aの服に手を掛けて
ベッドに押し倒した。









「いいの?抱いちゃうよ?」

A「・・・・・・・・・」

「この期に及んでまだなにか?」

A「・・・・・・どうしよう」

「何が?」

A「何も・・・考えられない・・・」

「いいじゃん。
もう何も考えるな」








いつ以来だろう
Aを抱いたのは。








でも昨日抱いたかのような
変な感覚に
もう止められなかった。









柔らかくて白い肌
俺にはちょうどいい
胸の膨らみ
Aの全身から香る
甘い香りに
理性なんか吹っ飛んだ。









そのまま2人して眠ってしまって
気がついたら夜中の3時。








腕の中にはまだAがいて
夢じゃなかったと
心からよかったと思った。

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設定タグ:BTS , KーPOP , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - remonedo0130さん» ありがとうございます!!途中グダグダでイライラしたでしょ?こんな駄作に大好きなんて言ってもらえてさるるんは幸せです!!次の作品も是非よろしくお願いします!! (2020年1月11日 23時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - 更新ありがとうございます(*^^*)こちらのお話、私は大好きでした。また番外編気が向けば書いてくださいね。お疲れ様でした。次のお話も楽しみに待ってます。 (2020年1月11日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)
remonedo0130(プロフ) - さるるん様 (2020年1月11日 21時) (レス) id: e8e3ac6beb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2019年12月12日 22時

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