story 81 ページ32
「いや･･･そういうことじゃなくて」
TH「なに？」
「なんで一緒に入ってんの？」
TH「2人で入れるほど
バスタブが大きいので」
「何言ってんの？」
TH「Aが緊張してっからだろ」
「･･････(///ω///)」
また赤くなったと
テテは笑うと
お湯の中をゆっくり
波を立てながら移動して
私の顔を挟んで
バスタブの縁に手をついた。
「溺れるぞ」
口の辺りまで
お湯の中に隠れていた私。
「上がってこい」
肩が出る程度に
お湯から出ると
甘い、甘い、キスをされた。
自然と手がテテの首に回ると
テテの片方の手は
裸の私の背中に触れた。
「･･････ﾝｯ」
TH「愛してるぞ」
耳元でテテがそう囁くと
私の身体は宙に浮いた。
バスタブの外で立たされると
頭に巻いていたタオルが
はらりと床に落ちた。
壁に掛けてあった
バスローブ。
それを私に羽織らせると
包み込むようにして
またテテに抱えあげられ
そのままベッドへ。
優しく触れるテテの手の感触が
私の敏感な所を刺激する。
TH「ずっと触れたかった･･･」
「･･････テテ」
愛されてるのが
テテの体温から
視線から、声から
伝わってくる。
胸の奥にその想いが届くと
私の中の何かが
グンッと動いた気がした。
愛されちゃ･･･ダメなのに。
求められちゃ･･･ダメなのに･･･。
テテに抱かれて
大きなベッドの真ん中で
眠りに落ちた私は
夢を見た。
夢の中のテテは
怒っているような
呆れているような
見たことない顔で
私にこう言った。
「やっぱ、無理」
あまりの衝撃に目が覚めて
私を腕に抱いて
隣で眠っているテテを
胸の辺りから見上げると
涙が溢れた。
怖い。
捨てられるのは･･･嫌だ･･･。
･････････テテ。
静かに起こさないように
テテの腕から抜けると
スーツケースから
服を取り出して
まだ夜が明けきれていない
ホテルの外へと向かった。
“散歩してくるね”
メモを残して。
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さるるん(プロフ) - BeBeさん» ありがとうございます!!ちょっとドロドロになりますがお付き合いくださいね!! (2019年12月7日 21時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
BeBe(プロフ) - 凄く、凄くテヒョンの性格が大好きです!!!!グクの子供っぽい所も!!更新楽しみにしています(^-^) (2019年12月7日 13時) (レス) id: eeaa1b2b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年11月17日 1時
