検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:71,176 hit

story 68 ページ19

怒って出て行ったテテ。







追いかけようと
立ち上がろうとしたのに
グクに捕まってて
立ち上がれなかった。









グクは無邪気に笑ってるし。









なんでこうなるかな・・・。









「なんで仲悪いの?」

JK「跡目争いしてるから」

「そうなの?」

JK「爺ちゃんも叔父さんも
あー、ヒョンの親父さんね。
2人ともヒョン推しなんだけどさ」

「争ってないじゃん」

JK「ヒョンが嫌がってんの」

「そうなの?」

JK「そこにやる気のある俺が登場して」

「うん」

JK「ゴタゴタしてる感じ?」

「ふーーーん」








財閥の跡目争いなんて
違う世界の話で
全然現実味がない。









そんな世界に
2人ともいるんだと思ったら
なんだか可哀想に思えた。









JK「ヒョン、お見合いするんじゃね?」

「お、お、お見合い?」

JK「うん。そう聞いたけど、聞いてない?」

「・・・・・・うん」

JK「なんとかってグループの令嬢と」

「い、いつ?」

JK「週末」

「あ。そう」








動揺しまくり。








お見合いだなんて・・・。








年上の私ですら
まだしたことないのに・・・。








JK「ヌナ」

「ん?」

JK「2人っきりだね」

「まぁ、そうね」







板張りの個室。







並んで座っていたグクに
私はいとも簡単に
押し倒された。







「うわっ!!」

JK「ヌナ、可愛い」

「ちょっと!! グクっ!!」

JK「ヌナ、俺の事なめすぎ」

「なめてなんか・・・」

JK「ガキだと思ってるでしょ」

「離して」

JK「俺は男だよ」

「・・・・・・グクっ!!」







両手を床に押さえ付けられてて
まったく身動きが取れない。








JK「無理矢理ってのも悪くないね」

「・・・・・・本気で言ってんの?」

JK「本気だよ」

「やめなさい」

JK「ヌナが欲しいんだよ」

「グク・・・お願い」








力の入ったグクの腕。








もがけば、もがく程
力を入れられて
為す術もない。









JK「ヌナ・・・大好きだよ」

「・・・グク」








力が緩んだかと思ったら
覆い被さるように
グクが密着した。








震えているグクは
泣いているようだった。

story 69→←story 67



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
330人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , KーPOP   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さるるん(プロフ) - BeBeさん» ありがとうございます!!ちょっとドロドロになりますがお付き合いくださいね!! (2019年12月7日 21時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
BeBe(プロフ) - 凄く、凄くテヒョンの性格が大好きです!!!!グクの子供っぽい所も!!更新楽しみにしています(^-^) (2019年12月7日 13時) (レス) id: eeaa1b2b6c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さるるん | 作成日時:2019年11月17日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。