story 62 TH ページ13
「待ってる?」
A「・・・・・・うん」
「会いに・・・行くぞ」
A「・・・・・・うん」
「どうした?素直じゃん」
A「(///ω///)じゃあ、来なくていい」
「なんなんだよ」
A「会いに来なくていいもん」
「可愛くねーな」
A「なんなのよ」
助手席にいたAに
グッと身体を寄せると
驚いて窓に頭をぶつけそうになった。
それを阻止しようと
咄嗟に手を伸ばすと
窓とAの後頭部に
手は挟まれた。
「痛っ!!」
A「あ・・・ごめっ」
やっと・・・キスできた。
Aの柔らかい唇が
俺の唇に触れると
キュッと力が入って
柔らかさを失った。
「力抜けよ」
こんなにも優しいキスが
あったのかと
涙が出そうになって
Aから離れると
窓の方を向いた。
今まで恋愛をしてないわけじゃない
キスをしたのも初めてじゃない。
でも、Aの唇は
今までとは全く違うものだった。
A「・・・・・・テテ」
「なんだよ」
A「・・・ごめんね」
「また謝る」
A「ごめん」
「なにが?なんで謝ってんだよ」
A「なんとなく・・・全部」
「謝んな。代わりに好きって言えよ」
A「・・・・・・・・・」
言わねーわな。
強要するまいとは思うけどさ
あまりにも謝るから
言っちゃったよね。
「A」
A「・・・・・・ん?」
「帰るぞ」
A「・・・うん」
ソウルに向かって
出発すると
Aの手を取って繋いだ。
ぎこちなく
握り返してくれたA。
密かにこの手を
何があっても離さないと
心に誓った。
「また、追い詰めることが
あるかもしれない。でも、頼むから
逃げんなよな。逃げずに
その場所で背中だけ向けてくれ
そしたら、俺が1歩引くから。いいな?」
A「わかった」
「付き合うよな?」
A「・・・・・・うん(,,・_・,,)」
「赤くなった」
A「ほっといて!!」
「ほっとけるか。可愛いのに」
A「もおっ!!(///ω///)」
「また」
大田からソウルまで
楽しいドライブだった。
330人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さるるん(プロフ) - BeBeさん» ありがとうございます!!ちょっとドロドロになりますがお付き合いくださいね!! (2019年12月7日 21時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
BeBe(プロフ) - 凄く、凄くテヒョンの性格が大好きです!!!!グクの子供っぽい所も!!更新楽しみにしています(^-^) (2019年12月7日 13時) (レス) id: eeaa1b2b6c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さるるん | 作成日時:2019年11月17日 1時