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story 72 ページ23

隣でスースー寝息を立てて
寝ているテテ。







顔に掛かった前髪を
指で払うと
その手は捕まった。








「起きてたの?」

TH「今起きた」

「ごめんね、テテ」

TH「また謝ってんの?」

「だって・・・」




“チュッ”






リップ音のする
モーニングキス。







スマホで時間を確認すると
起き上がって
ベッドを出たテテが
おもむろにTシャツを脱いだ。








程よく鍛えられた身体。








そこそこある身長に
整った目鼻立ち。









「芸能人みたいね」

TH「そうか?」

「うん。イケメン」

TH「自分の彼氏にイケメンって」

「ふふ(*´ 艸`)」

TH「どうする?」

「なにが?」

TH「俺が帰るまで待ってる?帰る?」

「帰る。仕事あるもん」

TH「じゃあ、送る」








細身のスーツを身に纏い
真っ白のSUVを運転して
ホント・・・イケメン。








そんなことを思いつつ
送ってもらうと
私はもう一度寝ようと
ベッドに潜り込んだ。








眠りにつく前に
届いたテテからのメッセージ。








“グクの電話は出るな”








可哀想だよと返信すると
俺の方が可哀想って返ってきて
なんだかおかしくて笑った。








少しづつ
少しづつ
テテが彼なんだという
そんな実感が湧いてきて
同時に大切にしたいと
思うようになっていた。









昼頃、二度寝から起きて
スマホを確認すると
着信が4件。







テテとグクと課長とミヨン








まずは課長に連絡。








業務連絡で
すぐに終わった。









で、ミヨンに連絡。









書類の入った封筒を置き忘れていて
出掛けたついでに
ポストに入れたとの報告。









で、テテに電話。








TH『おう。寝てた?』

「うん」

TH『グクから連絡は?』

「着信入ってた」

TH『折り返さなくていいぞ』

「うん」

TH『帰りに寄る』

「うん」







まだ付き合いだしたばかりなのに
もう何年も付き合ってるかのような
そんなテテの態度。








年下のくせに・・・とも思うけど
傍に居るのが当たり前に
思わせてくれて
居心地がよかった。








テテとなら
期限なく一緒に居れそうで
自然と幸せな気持ちになれた。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , KーPOP   
作品ジャンル:恋愛
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さるるん(プロフ) - BeBeさん» ありがとうございます!!ちょっとドロドロになりますがお付き合いくださいね!! (2019年12月7日 21時) (レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
BeBe(プロフ) - 凄く、凄くテヒョンの性格が大好きです!!!!グクの子供っぽい所も!!更新楽しみにしています(^-^) (2019年12月7日 13時) (レス) id: eeaa1b2b6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2019年11月17日 1時

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